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【5 PICS・音楽⑧】あの名曲を5枚の絵にしました。曲名は?

2022.11.21

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Q 5枚の絵であの名曲を表現しました。曲名は何でしょう?


まずはノーヒントで挑戦!







※答えは後日↓↓↓に掲載します。
※これらの絵はあくまでも個人的なイマジネーションであり、聴く人それぞれによって感じ方や見え方は異なります。
※このコンテンツは2022年11月17日に出題されました。

出題/解説:中野充浩
イラスト:いともこ
企画:ワイルドフラワーズ
©WILDFLOWERS INC. All rights reserved.


★答え
「津軽海峡・冬景色」石川さゆり



石川さゆりの15枚目のシングルとして1977年1月1日にリリース。作詞は阿久悠、作曲は三木たかし。1973年3月、15才の時に「かくれんぼ」でアイドル歌手としてデビューした石川さゆり。しばらくヒットに恵まれずにいたが、12枚目からソングライターが阿久・三木コンビになったことで徐々に歌い手としての流れが変わり始める。

1976年11月に発売された『365日恋もよう』(全12曲)は、日本全国を舞台に女の恋を歌にしたコンセプトアルバム。ラストに収録されていたのが、東京で恋を失った女性が故郷の北海道へ帰るまでの道程、風景や人々、心模様を描いたこの曲だった。この年、石川は紅白歌合戦に初出場。以来、現在まで連続出場を果たし(1983年のみ産休で辞退)、女性歌手として前人未踏の最多45回を誇る。

阿久悠は昭和時代の日本歌謡界で最も大きな足跡を残した作詞家。歌謡曲・演歌・アイドル・ロック・フォーク・アニメなど多彩なジャンルで表現し、1977年も阿久自身が作詞を手掛けた沢田研二やピンク・レディーが大ヒットしていた。現在でも多くの歌い手にリスペクトされる阿久悠作品は、単に売上枚数では測れない音楽的な繋がり、深い影響力やストーリーを持つ。

「津軽海峡・冬景色」は三木の三連の音世界に阿久の映像的な歌詞が乗り、そこにまだ18才だった石川さゆりが入り込んだ時、完璧になった。時代は移り変わり、今では青函連絡船も夜行列車もない。しかしどんな風景のロストがあろうとも、人々の心の中まではかき消すことはできない。幅広い世代に聴き継がれ、歌い継がれるのが本当の「日本の名曲」であり、この曲はまぎれもなくそこに到達した数少ない奇跡。



石川さゆりオフィシャルウェブサイト
阿久悠オフィシャルウェブサイト




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