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TAP the POP

石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 が最近聴いてるアルバム

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

グラム・パーソンズの魂が向かった場所

1973年9月20日。  バーズのギタリスト、グラム・パーソンズの遺体が忽然と姿を消した。棺に入れられたパーソンズの遺体は、ロスの国際空港から彼の親族が暮らすニ…

TAP the ROOTS

カル・リプケンの偉業を球場で祝福したジョーン・ジェットと「アイ・ラブ・ロックンロール」

 1994年9月6日。  ボルチモアのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズには、ウィリー・メイズをはじめとした往年のメジャーリーガーたちが集まっていた。…

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クリス・レアが描く夏の終わりの大人の恋

暦のページが夏から秋へとめくられると、燃え上がるような過ぎ去りし夏の恋を追想するような歌が聞こえてくる。 夏の恋、というと青春の特権のように思えるが、大人だって…

TAP the ROOTS

祖国への想いを歌にした「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」

※このコラムは2014年10月に公開されたものであり、かつてグルジアと呼ばれた国は現在ジョージアが正しい表記となっておりますが、本文中での表記は当時のままとなっ…

TAP the ROOTS

『ロッキー3』の主題歌を手がけることになったサバイバーの前に現れた難敵

 1974年8月9日。「黒い炎」などのヒット曲で知られるブラス・ロック・バンド、チェイスのメンバーを乗せた飛行機が墜落。中心メンバーのビル・チェイスをはじめ、機…

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60歳を目前にそれまでの人生を清算したエリック・クラプトン

2004年。3月30日に59歳となったエリック・クラプトンは、その1週間前に、敬愛するブルースマン、ロバート・ジョンソンの作品を取り上げたアルバム「ミー・アンド…

TAP the ROOTS

捨てられた古臭いラブソングをヒットさせたスリー・ドッグ・ナイト

 スリー・ドッグ・ナイトは不思議なコーラス・グループだった。彼らが歌うと、どんな曲も魔法がかかったようにヒットした。  1967年。ダニー・ハットン、コリー・ウ…

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スザンヌ・ヴェガの「トムズ・ダイナー」の舞台となったマンハッタンの<トムズ・レストラン>

 スザンヌ・ヴェガ。  1959年7月11日生まれの彼女は、昨日、新たに年齢を重ね、来年は還暦を迎える。今日は、様々なアーティストにリミックスされた彼女の代表曲…

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エルヴィスの一言によって永遠のラヴソングとなった「好きにならずにいられない」

♪  賢者が言うには  恋を焦るのは愚か者  でも僕は  君と恋に落ちる自分を  どうすることもできないのさ ♪  映画「ブルーハワイ」の挿入歌として使用された…

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キース・リチャーズが、ジミー・ペイジが敬愛したギタリスト、スコティ・ムーア

 1950年代に青春を過ごした者たちは、誰もがエルビスに憧れたものだった。デビュー前のビートルズは、ジョンもポールもジョージも、リーゼントで革ジャン姿だった。だ…

TAP the ROOTS

ボン・イヴェールが映画俳優のヒース・レジャーに捧げた歌

 2011年6月21日。  この日リリースされたボン・イヴェールのセカンド・アルバム『ボン・イヴェール』は全米チャート初登場2位という快挙を遂げ、バンドはその年…

TAP the STORY

1973年、大切な曲

1973年。いわゆるビートルズの「赤盤」「青盤」と呼ばれるベスト盤が発売された年。 ジョニー・キャッシュの長女であり、その後、何度もグラミー賞を獲得することにな…

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