月刊キヨシ
マンデラとキング牧師
亡くなったネルソン・マンデラ元大統領のニュースを見て、人種差別をなくす道のりがどんなに遠く困難なものだったのか、初めて知った人もいるかもしれない。 アメリカの公…
中国は大連生まれ。仕事に就いたのは、60年代末。雑誌のために、ミュージシャンのインタビューを始める。
そこで聞かせていただいたアーティストたちが本音が、その後の音楽理解に役に立っている。
その後、2誌のアメリカ提携誌の編集に携わり、休みさえあれば、自費でニューヨークへ。酒で度胸をきめて、深夜、音楽クラブのドアを開いた。いい時代に楽しませてもらったロックやポップスへの恩返しに、活字を使ったミュージックの道しるべのようなコンテンツになったらと夢みている。
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ヌーベル・バーグとは、1950年代末から1960年代中盤にかけて、フランスで起きたムーブメントだが、その功績は、映画を志す若者たちに道を拓いたことにあった。 ど…
月刊キヨシ
フィンランドといえば、ロシアとスエーデンという大国に挟まれながらも、威圧を巧みにかわして、我が道を貫いてきた北欧の小国。 その背景には国民の教育水準の高さと負け…
TAP the STORY
ジョニー・キャッシュには、後に三部作と称されるコンセプト・アルバムがある。 南部の黒人をテーマとした『ブラッド・スエット・アンド・ティアーズ Blood, Sw…
TAP the DAY
太平洋戦史上、最も熾烈な戦闘は、東京からおよそ1200キロメートル距離に位置する小笠原の硫黄島で戦われた。 その島最高の擂鉢山の山頂に、一本の星条旗がひるがえっ…
TAP the STORY
カントリーとは「馬を下りたカウボーイたちの唄」であるというザックリした言い方がある。 アメリカ西部に鉄道の槌音が響く頃、働き口を失ったカウボーイたちの中で、喉に…
月刊キヨシ
その昔、ルイジアナはフランスだった。 名前の由来は1682年、この土地を発見した探検家がこの土地をルイ十四世に献上したことによる。 となると、ニューオルリンズが…
月刊キヨシ
「カメラ・テストを受けにいって、顔にドーラン塗られたら、ポローッと涙が出ましたよ。そういう土地柄で育ったものですから。九州の川筋(炭鉱街)はそういう気風がとりわ…
月刊キヨシ
気合を入れて見ていたはずの映画だったが、勘違いはあるものだ。 「マッシュ」という作品をベトナム戦争を題材とした作品だと、なんとなくきめこんでいた。朝鮮とベトナム…
月刊キヨシ
気のいいドラッグ・クイーン、ルディ(アラン・カミング)は、日銭かせぎのしがない暮らし。 ある日ひやかしで店を訪れたひとりの男、ポールと恋におちる。 どうやら今度…
月刊キヨシ
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月刊キヨシ
1万発の銃弾 南スーダンに展開中の韓国軍からの要請で、国連平和維持軍として日本から1万発の銃弾が供与された。2013年12月のことだ。1万発といえばどれほどの殺…