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TAP the POP

佐藤 輝

1984年東京都生まれ。ライター。
R.E.M.を子守唄として聴かされ、高校受験のときに母親から渡されたベックの『Mellow Gold』とクラッシュの『London Calling』でロックに目覚める。明治学院大学ではジャズ研究会に所属。卒業後、下北沢の風知空知で接客業をしながらPAを学ぶ。2011年よりファイブディー・ラボに勤務。

佐藤 輝 が最近聴いてるアルバム

佐藤 輝 の記事一覧

TAP the CHANGE

少年時代のジェフ・ベックの心に焼き付いたレス・ポールのサウンド

2010年1月31日にロサンゼルスで開催された第52回グラミー賞。 “最優秀インストゥルメンタル・パフォーマンス”に選ばれたのは、ジェフ・ベックの「ア・デイ・イ…

TAP the STORY

夢見るシャンソン人形から脱却して国民的歌手へと返り咲いたフランス・ギャル

1960年代に日本でもブームとなったフレンチポップス。 その中心にいたシルヴィ・バルタンが1965年に来日を果たしたときには、空港に千人ものファンが押し寄せる騒…

TAP the LIVE

大瀧詠一が“命がけ”で挑んだ一度限りのはっぴいえんど再結成

1985年の6月15日、旧国立競技場で開催された『国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW』。 日もすっかり暮れた頃、西日の差し込むステージに登場したの…

TAP the STORY

カーティス・メイフィールドの27歳~インプレッションズ脱退と新たな時代の幕開け

1970年、カーティス・メイフィールドは1つの大きな決断を迫られていた。 カーティスの所属するコーラス・グループ、インプレッションズが結成されたのは1958年。…

TAP the LIVE

JBの『ライヴ・アット・ジ・アポロ』を大ヒットに導いた老女の叫び声

ジェームス・ブラウンが初めてアポロ・シアターにショーを観に行ったのは1956年、ツアーでニューヨークを訪れたときのことだ。 俺たちのなかの誰もそれ以前に<アポロ…

TAP the STORY

ソウルの目覚め~ジェームス・ブラウンの27歳

まったく、1960年という年は、俺のそれまでの苦労がいっきに報われはじめた年だった。(『俺がJBだ!―ジェームズ・ブラウン自叙伝』より) ジェームス・ブラウンは…

TAP the LIVE

ジェームス・ブラウン~マントと共に送った人生

きっかけはテレビで見た、ゴージャス・ジョージという悪役レスラーのパフォーマンスだった。 “反則行為を繰り返す卑怯な貴族”というキャラクターで人気を博したジョージ…

TAP the LIVE

ジョージ・マイケルが少年時代からのヒーロー、エルトン・ジョンと歌った「僕の瞳に小さな太陽」

ジョージ・マイケルにとって、エルトン・ジョンは少年時代からのヒーローだった。 ジョージがロンドン郊外で生まれたのは1963年、本名はヨルゴス・キリアコス・パナイ…

TAP the LIVE

フレディ追悼のコンサートで憧れの場所に立ったジョージ・マイケル

♪ 毎朝、目が覚めるたびに 死が少しずつ迫ってくる クイーンのボーカルにして稀代のスーパースター、フレディ・マーキュリーが亡くなったのは1991年11月24日の…

TAP the LIVE

鳴かず飛ばずだったワム!に舞い込んだ千載一遇のチャンス

1982年秋のある日。 ワム!のジョージ・マイケルは、プロデューサーのスティーヴ・ブラウンとバーで飲んでいた。 会話の中心は2ndシングル「ヤング・ガンズ」が、…

TAP the LIVE

グラミーの舞台でジョー・ストラマーに捧げられた「ロンドン・コーリング」

2002年12月22日、クラッシュのボーカル、ジョー・ストラマーが心臓発作により50歳で突如その生涯を終えた。 検死で分かったのは生まれつき心臓に問題があり、い…

TAP the LIVE

19年ぶりに実現したジョー・ストラマーとかつての相棒、ミック・ジョーンズとのステージ

ジョー・ストラマーが心臓疾患により突如としてこの世を去る日からおよそ1ヶ月前の2002年11月15日。 ロンドン西部のノッティング・ヒルにあるアクトン・タウン・…

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