TAP the BOOK
村井邦彦の「LA日記」は過去に学ばずして創造はないと教えてくれる
村井邦彦は慶応大学を卒業して間もない23歳の時に、新しいセンスを持つ作曲家として音楽シーンに登場して以来、またたくまにヒットメーカーとして名をつらねた。 それか…
書籍や雑誌のページから聴こえてくる音楽と描写
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村井邦彦は慶応大学を卒業して間もない23歳の時に、新しいセンスを持つ作曲家として音楽シーンに登場して以来、またたくまにヒットメーカーとして名をつらねた。 それか…
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「音楽に本格的に目覚め始めたのは?」と訊かれた時、多くの人は「中高時代かな」と答えるかもしれない。それまでTVのベストテン番組で「歌謡曲」や「ニューミュージック…
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ロックンロールが産声を上げてから60年以上が経つ。そしてその歴史上、最も眩い輝きと底知れぬ力を放っていたのが1960年代と70年代であることは今さら誰も否定でき…
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真昼のキングストンは、かんかん照りで、うだるような暑い日が続いていた。行き交う黒人たちの影は、足下で饅頭のように丸まり、伸びたり縮んだりしながら、ゆらゆらと通…
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太田裕美の代表作になった「木綿のハンカチーフ」は当初、『心が風邪をひいた日』というアルバムの中の1曲として誕生したものだった。 しかしレコーディングの段階になっ…
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伊藤銀次は大滝詠一からその昔、「伊藤銀次はフィクサー、ロック界のキッシンジャーだ」と言われたことがあったという。自分で意図してそうしているつもりはまったくないに…
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今や戦後日本の歴史の一部として語られる1966年のビートルズ来日。 ビートルズが日本に来た5日間は、日本の音楽やショービジネスのあり方を変えただけでなく、公…
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「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年、生誕80年 完全保存版」というデータブックには、ヒットしたシングル曲のみならず、まったく売れなかったシングル曲のジャケットま…
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一世を風靡した年若いスターがヒット曲に恵まれなくなって人気が急速に下降し、メディアに取り上げられなくなって世間から徐々に忘れられていく。 やがてかつての栄光の日…
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YOUR SONG IS GOODのギタリストとして知られる、モーリスこと吉澤成友(ヨシザワマサトモ)。武蔵野美術大学基礎デザイン学科出身の彼は、ミュージシャン…
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児童文学者の岩瀬成子(じょうこ)の著書「オール・マイ・ラヴィング」は、小学六年生のときにビートルズの音楽に胸を撃ち抜かれた少女と、家族や友だち、取りまく大人たち…
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1990年の夏、ロサンゼルス空港。そこには東京からやって来たばかりの二人の男たちの姿があった。一人は鍛え上げられた身体にドレッドヘアという出で立ちで、バイク以外…