「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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数々の伝説を持つ洋楽ディレクターだった磯田秀人氏がまとめた自伝「きっかけ屋アナーキー伝」

磯田秀人氏は1968年に創立されたレコード会社のCBSソニーレコードに入社し、洋楽ディレクターとしての5年間でシカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズ、ジャニス…

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片岡義男の小説集『ロンサム・カウボーイ』とエルヴィスのlonesome、そして佐藤秀明の写真集『LONESOME COWBOY』

写真・佐藤秀明 作家の片岡義男が”lonesome” とは何かについて、英語で教えられたのは子供の頃のことだったと、最新のエッセイで述べている。 そこにいるのは…

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「うたづくりにおける特別な瞬間」について語った松任谷由実(ユーミン)と井上陽水

松任谷由実(ユーミン)が会いたかったというたくさんの著名人との対話をまとめた単行本「才輝礼賛38のyumiyoriな話」(松任谷由実:著 中央公論新社)には、ほ…

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村井邦彦の「LA日記」は過去に学ばずして創造はないと教えてくれる

村井邦彦は慶応大学を卒業して間もない23歳の時に、新しいセンスを持つ作曲家として音楽シーンに登場して以来、またたくまにヒットメーカーとして名をつらねた。 それか…

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“ロックの裏面”を衝撃的な写真とともに綴った『ロックンロール・バビロン』

ロックンロールが産声を上げてから60年以上が経つ。そしてその歴史上、最も眩い輝きと底知れぬ力を放っていたのが1960年代と70年代であることは今さら誰も否定でき…

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JAMAICA 1982──変化の最中にあったレゲエ・シーンの熱気と、ゲットーの暮らしぶりを記録した写真集

 真昼のキングストンは、かんかん照りで、うだるような暑い日が続いていた。行き交う黒人たちの影は、足下で饅頭のように丸まり、伸びたり縮んだりしながら、ゆらゆらと通…

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アレンジャーの本質は「音楽の料理人」であると述べた萩田光雄の出世作「木綿のハンカチーフ」

太田裕美の代表作になった「木綿のハンカチーフ」は当初、『心が風邪をひいた日』というアルバムの中の1曲として誕生したものだった。 しかしレコーディングの段階になっ…

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伊藤銀次の自伝「MY LIFE, POP LIFE」に生き生きと描かれる日本のポップスとロックの誕生絵巻

伊藤銀次は大滝詠一からその昔、「伊藤銀次はフィクサー、ロック界のキッシンジャーだ」と言われたことがあったという。自分で意図してそうしているつもりはまったくないに…

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少年少女を熱狂させ未来を創った、ビートルズ来日の立役者たちの物語 〜「ウェルカム!ビートルズ」〜

 今や戦後日本の歴史の一部として語られる1966年のビートルズ来日。  ビートルズが日本に来た5日間は、日本の音楽やショービジネスのあり方を変えただけでなく、公…

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待ち望んでいた宝物のようなデータブック「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年完全保存版」

「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年、生誕80年 完全保存版」というデータブックには、ヒットしたシングル曲のみならず、まったく売れなかったシングル曲のジャケットま…

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イラストからのぼり立つ「音」と「におい」──YOUR SONG IS GOOD吉澤成友、初の作品集

YOUR SONG IS GOODのギタリストとして知られる、モーリスこと吉澤成友(ヨシザワマサトモ)。武蔵野美術大学基礎デザイン学科出身の彼は、ミュージシャン…

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ビートルズと出会ったことで自分として生きる一歩を踏み出した少女の物語「オール・マイ・ラヴィング」

児童文学者の岩瀬成子(じょうこ)の著書「オール・マイ・ラヴィング」は、小学六年生のときにビートルズの音楽に胸を撃ち抜かれた少女と、家族や友だち、取りまく大人たち…

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