「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

ミュージックソムリエ

シティ・ポップをリスペクトし、新しい音楽として蘇らせたNight Tempo

1980年前後の日本のポップス、いわゆるシティ・ポップが2010年代になり欧米の音楽リスナーによって再発見されている。日本のレコードショップやCDショップには、…

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パンク・ムーブメントを目の当たりにしてザ・キュアーを結成したロバート・スミス

1968年にビートルズが解散し、1970年代になると世界各地で新たなロックが生まれていった。 グラム・ロックやハード・ロック、パンクなど、ロックンロールを新たな…

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引用で表すロックへの敬意~リクオ『グラデーション・ワールド』

ラジオから流れてきたこのフレーズに、ギュっと心を掴まれた大人は少なくないだろう。 6月にリリースされたばかりのリクオのアルバム『グラデーション・ワールド』から、…

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友部正人に出会って音楽を始め、クラブミュージックに出会って新たな音楽を生み出したサカナクション

2006年に鮮烈なデビューを果たしたロックバンド、サカナクション。 フォーキーなメロディと文学的な響きを持った歌詞、そしてダンスミュージックが一体となった楽曲で…

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今もなお世界的に広がり続ける細野晴臣の人気の秘密と『HOCHONO HOUSE』

2019年5月28日から6月3日までの日程でアメリカ公演を終えたばかりの細野晴臣。 各メディアがその盛況ぶりを伝えている。 5月29日のニューヨーク公演は即日完…

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ずっと真夜中でいいのに。が作り出すジャンルレスな音楽から感じる、次世代の日本語ポップスの可能性

90年代に幼少期を過ごし2010年代にデビューを果たしたミュージシャン、小袋成彬は、平成30年間の日本の音楽の変化についてこのように語っていた。 「90年代以降…

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キラキラしたあの時代がよみがえる~『Pacific Breeze : Japanese City Pop, AOR and Boogie 1976-1986』

音楽は時として時代を閉じ込めるタイムカプセルのようなものだ。 例えば、古いレコードに針を落とした瞬間、その時代の風景や空気感がぱぁっと目の前に広がり、さらには匂…

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「歪んだコードがひたすら好き。そこにある音楽が出す深い悲しみや強い感情も」 〜ニルヴァーナからウルフ・アリスに受け継がれたロックンロールの遺伝子〜

6本の弦を弾くだけで、感情を揺さぶるような音が響く。それがエレキギターの持つ最大の魅力だ。 1931年にジョージ・ビーチャムによって発明されたこの楽器は、やがて…

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英国からアメリカ西海岸ヨット・ロックの風~BLUEPRINT BLUE『TOURIST』

ここ最近、浸透しつつある“ヨット・ロック”というジャンル。 それは、2000年代にアメリカでインターネット配信されたコメディ・シリーズ「Yacht Rock」に…

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「愚かなゴミ」と評されたことから始まったダフト・パンク

1970年代から80年代にかけて、既存のバンドミュージックとは異なる音楽が世界中で誕生した。その一つが、エレクトロミュージックである。 当時流行していたディスコ…

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コーヒーの香りと音楽と(後編)~平成の“喫茶店的”な音楽を集めた『喫茶ロックNOW』

~前編はこちらから http://www.tapthepop.net/sommelier/92548 平成のカフェ・ブームの最中の、2001年~2002年にかけ…

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ニーナ・シモンの「I Love You Porgy」に合わせて声を響かせたことで生まれた、折坂悠太『平成』

新元号「令和」が発表され、いよいよ5月1日に「平成」が終わる。時代に一つ区切りがつくという不思議な空気が、世の中全体に漂っているように感じる。 そんな『平成』と…

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