「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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”阿久悠は新時代の旗手になる!”と小西良太郎に言わせた歌「ざんげの値打ちもない」

1967年の2月にザ・タイガースがデビューしたときから、日本では空前のグループ・サウンズ(GS)のブームが爆発した。 前年の夏にビートルズの来日公演が行われる前…

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山川啓介~矢沢永吉に「チャイナタウン」をひとり往くハードボイルドな男を見た作詞家

キャロルが解散した1975年の秋に発表された矢沢の1stアルバム『I LOVE YOU、OK』は、かつてのファンの間では賛否両論を巻き起こした。 粗削りながらも…

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石原裕次郎に頼まれて浜口庫之助が作った「夜霧よ今夜も有難う」

1966年に山中湖畔のゴルフ場で作曲家の浜口庫之助が石原裕次郎と会ったのは、まったく偶然のことだった。 浜口はその日、山梨県警の本部長と公正取引き委員会の知人と…

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中村八大と永六輔が初コンビを組んだ水原弘の「黒い花びら」がお蔵入りした事情

東京都練馬区にある少年鑑別所で代々歌い継がれてきた作者不詳の俗謡「ネリカンブルース」が、ロカビリーブームの渦中で作られた東宝映画『檻の中の野郎たち』の主題歌に決…

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やがてバンドを去ることになるブライアン・ジョーンズの嗚咽のように聴こえる「ルビー・チューズデイ」

「ルビー・チューズデイ(Ruby Tuesday)」は1967年1月、「夜をぶっとばせ(Let’s Spend The Night Together)」とのダブ…

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ブラジルの貧民街とアメリカの刑務所で撮影されたマイケル・ジャクソンのショート・フィルム

1995年のアルバム『ヒストリー』に収録された「They don’t care about us(彼らは僕らのことなんて考えちゃいない)」は、妥協を許さない表現…

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「メンバーズ・オンリー」っていう歌を聴いたら誰だって泣くはずだ。ボビー・ブルー・ブランドがまた歌っている。

黒人の聴衆に向けた全国巡業、いわゆるチタリン・サーキットの帝王として君臨したシンガーにボビー・ブランド、またの名をボビー・ブルー・ブランドがいる。 ゴスペル、R…

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多くの日本人が忘れていた「忘れないわ」を縁があって歌い継いだシンディ・ローパー

「けっしてあなたのことを忘れない」という意味を持つ日本語の歌に、シンディ・ローパーが最初に出会ったのは1982年のことだった。 ブルーエンジェルというバンドでデ…

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追悼・千家和也~15歳にして山口百恵が独自の表現に至った「ひと夏の経験」

デビュー作の「としごろ」から山口百恵のシングルを作曲してきた都倉俊一は、「青い果実」に続いて「禁じられた遊び」、「春風のいたずら」と、作詞家の千家和也とのコンビ…

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追悼・千家和也~14歳にして「青い果実」を唄った山口百恵を新しい表現へと導いた作詞家

1973年9月1日に発売された山口百恵のセカンド・シングル「青い果実」が、一気にベストテンを狙えるほどのヒットになったのは、サビから始まる楽曲の歌詞とリズム、メ…

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追悼 ドクター・ジョン~多様な文化が混じりあったアメリカ南部のソウルフードと名盤『ガンボ』の関係

ガンボという料理はアメリカ合衆国南部のメキシコ湾岸一帯に広く浸透しているが、ニューオーリンズなどではライブやお祭りの屋台には必ず登場するソウルフードだ。 出汁の…

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「サティスファクション」はキースの40分のいびきと一緒にカセット・テープに録音されていた

ローリング・ストーンズの名前を世界に知らしめた「サティスファクション」の原型は、40分のいびきと一緒にカセット・テープレコーダーで録音されていたという。 キース…

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