「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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ポップスの傑作だとささやかれていた六文銭「夏・二人で」を20年後にカヴァーした吉田拓郎

1972年に発表された六文銭のファースト・アルバム『キングサーモンのいる島』は、小室等が率いる「六文銭」の唯一で最後のスタジオ録音盤だ。 前評判の割にはそれほど…

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ブルース・スプリングスティーンが憧れのヒーローだったエルヴィスのために書いた「ファイア」

ブルース・スプリングスティーンは2016年にBBCラジオ4に出演したとき、無人島に持っていくレコードについて、「これは俺を感電させた音楽なんだ。ある種、俺の人生…

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日本のロカビリー・ブームにタイムスリップするかのような七五調の「ギザギザハートの子守唄」

チェッカーズは1980年のバンド結成以来、地元の久留米で着実に人気を獲得し、ヤマハが主催するアマチュア・バンドのライト・ミュージック・コンテスト(LMC)の全国…

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こんなへたくそな歌手に、これほどつまらん歌詞をつけられてリメイクされていると知ったら?

バリー・マクガイアが発表した「明日なき世界(Eve of Destruction)」は、1965年9月25日にシングル・レコードが全米チャートの1位になった。 …

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「涙のリクエスト」は「夏のクラクション」と同じDNAを持って別々の惑星で生まれた双生児

作詞家の売野雅勇が1983年9月21日にデビューする予定だったバンド、チェッカーズのために「涙のリクエスト」を書いたのは4月の中旬であったという。 それは奇しく…

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アメリカン・ポップスの黄金時代を牽引するリーバー&ストーラーが脚光を浴びた「ハウンド・ドッグ」

アメリカン・ポップスの黄金時代を牽引したジョニー・リーバー&マーク・ストーラーが書いた最初のナンバーワン・ヒットは、ゆったりしたルンバのリズムの乗せたシンプルな…

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「なあ、泣くな、泣かないでくれ」とボブ・マーリーが祈る「ノー・ウーマン・ノー・クライ」のライブ録音

1975年の6月から始まった初のワールド・ツアーで、ボブ・マーリー&ウェイラーズは北米各地にある400人キャパのクラブを回って公演をした。 ところが6月18日に…

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「監獄ロック」~最盛期に最高の映画が公開されなかったエルヴィスと日本の不幸なめぐり合わせ

1957年秋に公開されたエルヴィス・プレスリーが主演する映画『監獄ロック』は、彼が出演した31本の作品の中でも爆発的な人気を博したことや、生き生きとした歌と踊り…

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ボブ・マーリーの「ノー・ウーマン・ノー・クライ」の作者とされるターターと偶然に出会って撮影していた写真家

歴史とともにある時代の音楽を封印したという意味で、写真家の石田昌隆が1982年の夏に53日間滞在したジャマイカを記録した『JAMAICA 1982』は、写真集に…

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「思い出のグリーングラス」~処刑の日をむかえる朝に死刑囚が見た美しい夢の歌

カントリーの聖地と呼ばれるテネシー州のナッシュヴィルを中心に活動をしていたカーリー・プットマンが1965年に発表した「思い出のグリーングラス(Green, Gr…

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フランク・シナトラのTVショーに呼ばれて「ラヴ・ミー・テンダー」で共演したエルヴィス

エルヴィス・プレスリーが2年間の兵役を終えてアメリカ陸軍を除隊した後、最初に行った仕事はTVの特別番組『フランク・シナトラ・タイメックス・ショー』へのゲスト出演…

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「ラヴ・ミー・テンダー」の原曲「オーラ・リー」を歌ってスターの道が開けた女優フランシスを待っていた悲劇

1936年に公開されたアメリカ映画『大自然の凱歌』のなかで、ヒロイン役のフランシス・ファーマーが歌った「オーラ・リー」は、後にエルヴィス・プレスリーによってカヴ…

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