「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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1980年1月27日にシェフィールドで行われたクラッシュのライブで起きた「白い暴動」をめぐる事件

1980年1月に行われたクラッシュの「16トンズ・ツアー」は、彼らの名前を音楽史に刻むことになったアナログ盤2枚組のアルバム『ロンドンコーリング』の発売した直後…

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亡くなった恋女房のための鎮魂歌だった「王将」〜すぐれた歌詞の背後には必ず物語が潜んでいる~

1961年の夏は近代生活の必需品という触れ込みで、旭化成から「サランラップ」という新商品が売り出された。 厚さ10ミクロンのラップは空気や水をほとんど通さないた…

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原田知世によって時を越えて生きていく歌になった「時をかける少女」

作家の筒井康隆が書いた小説「時をかける少女」は、最初に単行本が発行されてから2017年で50周年を迎えた。 その間、1972年に『タイムトラベラー』というタイト…

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サム・クックが残したメッセージ・ソング「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」

ゴスペル・クァルテットの最上級と目されていた名門グループ、「ソウル・スターラーズ」のリード・シンガーだったサム・クックは、1957年にR&Bのソロ歌手…

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佐藤正午の直木賞作品「月の満ち欠け」に通奏低音のように流れている黛ジュンの「夕月」

小説の上手さでは当代一という声も多かったベテラン作家、佐藤正午が2017年度上期の直木賞に選ばれた時、果たして東京で行われる授賞式に出席するかどうかが話題になっ…

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レコードを聴いて学ぶことができたロックンロールの魂が受け継がれている「ハングリー・ハート」

ブルース・スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」は1980年10月21日、2枚組の大作となったアルバム『The River(リバー)』からシングル・カット…

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ペンタトニックだったことで時代や言葉を超えて日本にも歌い継がれた「ジュピター」

イギリスが生んだ作曲家のグスターヴ・ホルストが20世紀になって発表した『惑星』作品32は管弦楽の組曲だが、とくに有名なのが第4曲「木星(ジュピター)」である。 …

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日本人が好きな洋楽①「悲しき願い」~アニマルズから尾藤イサオ、そしてサンタ・エスメラルダ

日本で「悲しき願い」がリバイバル・ヒットしたのは、1978年の春から夏にかけてのことである。 当時はディスコ・ブームの真っ盛りで、東京の新宿や渋谷、六本木、池袋…

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憂歌団の「胸が痛い」は真っ直ぐな日本のブルース

憂歌団の「胸が痛い」は1989年に発売されたアルバム『BIG TOWN, SMALL HANDS』に収められていたもののほか、ヴァージョンを変えてリテイクされた…

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GLIM SPANKY~はっぴいえんどの幻影が立ちのぼってくる「ガラスの林檎」

ロックとブルースを基調にした男女二人組のロック・ユニット、GLIM SPANKY(グリムスパンキー)がNHKホールで10月12日に開催された「The Cover…

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世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎という映画スターの誕生を彩った歌「ジャングル・ブギー」

戦時中に軍の報道佐官待遇として中国に渡った作曲家の服部良一は、終戦を上海で迎えてしばらく留め置かれたが、12月になって生きて帰国することができた。 そして戦後ま…

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中村八大の「明日があるさ」と、宮川泰の「若いってすばらしい」は兄と妹のような関係

明るい明日がやって来ることを疑わずにいることができた1963年の師走から翌年にかけて、おおらかな青春賛歌の「明日があるさ」がヒットした。 昭和の時代が1960年…

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