「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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美空ひばりの「リンゴ追分」からジャズの匂いを感じたという中学生のかまやつひろし

1952年4月に民間放送のラジオ東京(現TBS)の開局を記念してオンエアされたラジオドラマ、『リンゴ園の少女』の挿入歌として作られたのが「リンゴ追分」である。 …

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ウォン・カーウァイ監督『恋する惑星』の主題歌としてヒットしたフェイ・ウォン「夢中人」

フェイ・ウォンの「夢中人」が2017年4月22日のレコード・ストア・デイで、日本独自の企画として7インチ・ヴァイナルで限定リリースされる。 1994年に公開され…

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山本リンダの「恋のカーニバル」が「どうにもとまらない」に変わった経緯

人気作詞家になってヒット曲を量産し始めた阿久悠が、音楽業界に次なるイノベーションを巻き起こしたのは、旬を過ぎたアイドル歌手の山本リンダに書いた「恋のカーニバル」…

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「ちあきなおみ君に歌ってもらおう」~作曲した船村徹が決めていた「矢切の渡し」①

「矢切の渡し」は江戸川にあった実在した渡し船と船着場を舞台にした歌で、ちあきなおみの演歌において代表作のひとつになっている。 それは1976年のことだった。NH…

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冬のカナダを旅した中村八大がニューヨークに戻って作った「帰ろかな」(北島三郎)

1964年8月から家族を連れてニューヨークに移住した音楽家、中村八大は摩天楼がそびえ立つミッド・マンハッタンの高級アパートメントに借りた12階の部屋で、家族が寝…

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「ザ・ラスト・タイム」で初めて明確になったストーンズのサウンドとスタイル、そして新たな方向性

初期のローリング・ストーンズにとってターニング・ポイントとなった「ラスト・タイム (The Last Time)」ができた時、キース・リチャーズは初めて「この作…

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ローリング・ストーンズの名曲「レディ・ジェーン」を自ら歌ったエンジニアのグリン・ジョンズ

1959年にIBCスタジオの見習いエンジニアの仕事を得たグリン・ジョンズは、ローリング・ストーンズのロードマネージャーだったイアン・スチュワート(ステュ)と親友…

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途方にくれていた桑原あいをモントルー・ジャズフェスで励ましたクインシー・ジョーンズの言葉

2015年7月、桑原あいはスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルで開かれたソロ ピアノコンペティションに日本代表として出演し、生きている伝説とも呼ばれる「偉…

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朝日ソノラマが「鉄腕アトム」に続いて連続して放ったテレビ漫画のヒット曲「鉄人28号」と「エイトマン」

朝日ソノラマの橋本一郎が『鉄腕アトム』の音盤化を思いついてすぐに制作に取りかかり、音源やビジュアルを完成させたちょうどその頃、テレビ漫画の第2弾となる3本の作品…

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GSブームに先鞭をつける和製ポップス第1号、「涙の太陽」は洋楽評論家だった湯川れい子の作詞家デビュー作

1965年4月20日に発売された「涙の太陽」は歌詞がすべて英語、その年から本格化したエレキ・ブームでにふさわしいサウンドで大ヒットした。 歌ったのはエミー・ジャ…

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越路吹雪、美輪明宏、大竹しのぶ、それぞれが定番にしたエディット・ピアフの「愛の讃歌」

シャンソンの名曲として世界中で親しまれている「愛の讃歌」は、越路吹雪の歌によって日本でも1950年代前半から60年代にかけて、広く親しまれて浸透していった。 と…

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「あなた」~ポプコンと世界歌謡祭の方向を決めたのは小坂明子がガロのために書いた曲

名古屋の高校生だった小坂明子が歌った「あなた」が、ヤマハが主宰するポピュラー・ミュージック・コンテスト(通称・ポプコン)の「第6回合歓本選会」で、グランプリに選…

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