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大恐慌が起こった1929年、デルタ・ブルーズの創始者チャーリー・パットンが歴史的録音

2018.05.16

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「TAP the CHART」115回は、1929年を取り上げます。

【1929年のTOP 10 HITS】
❶Tip Toe Thru’ The Tulips With Me / Nick Lucas
❷Honey / Rudy Vallee
❸Carolina Moon / Gene Austin
❹Little Pal / Al Jolson
❺The Wedding of the Painted Doll / Leo Reisman
❻Pagan Love Song / Copley Plaza Orchestra
❼Sweethearts On Parade / Guy Lombardo
❽Singin’ in the Rain / Cliff Edwards
❾A Precious Little Thing Called Love / George Olsen
❿Am I Blue? / Ethel Waters

*参考/Joel Whitburn監修『Pop Memories 1900-1940』。ナンバー1ヒットのうち、1位の獲得週が多かったもの順に掲載(同点の場合、チャートに留まった週が多い方を優先)。

【1929年の主な音楽的出来事】
◯ウクレレ・アイクことクリフ・エドワーズの「Singin’ in the Rain」がヒット。スタンダード・ナンバーとして有名な「雨に唱えば」である。


◯ルディ・ヴァリーの「Honey」がヒット。

◯エディ・カンターの「Makin’ Whoopee」がヒット。

◯ルース・エッティングの「Love Me or Leave Me」がヒット。

◯エセル・ウォーターズの「Am I Blue?」がヒット。

◯ファッツ・ウォーラーの「Ain’t Misbehaving’」がヒット。

◯ミシシッピ・デルタ・ブルーズの伝説の中の伝説であり、創始者的存在のチャーリー・パットンが初録音。「Pony Blues」や「A Spoonful Blues」など歴史的なブルーズを残す。

◯偉大なるブルーズ・ギタリストの一人、ブラインド・ブレイクが「Diddie Wa Diddie」を録音。

◯メンフィス・ジャグ・バンドが「K.C. Moan」を録音。

◯ロニー・ジョンソンが「Guitar Blues」を録音。

◯スリーピー・ジョン・エスティスが初録音。
◯ジミー・ロジャースが「Waiting For the Train」を録音。
◯カーター・ファミリーが「I’m Thinking Tonight of Two Blue Eyes」を録音。
◯この年の10月、ウォール街で株価が大暴落。世界恐慌へと広がっていく。「狂騒の20年代」(Roaring Twenties)の終焉だった。

【1929年のナンバー1ヒット】○内数字は獲得した週。
Sweethearts On Parade/Guy Lombardo ③
Carolina Moon/Gene Austin ⑦
A Precious Little Thing Called Love/George Olsen ②
Honey/Rudy Vallee ⑧
The Wedding of the Painted Doll/Leo Reisman ④
Pagan Love Song/Copley Plaza Orchestra ④
Singin’ in the Rain/Cliff Edwards ③
Little Pal/Al Jolson ⑤
Am I Blue?/Ethel Waters ②
Tip Toe Thru’ The Tulips With Me/Nick Lucas ⑩
Great Day/Paul Whiteman ②

1929年のナンバー1ヒットは11曲。

年度ごとの音楽の出来事やヒットが分かる!〜TAP the CHARTのバックナンバーはこちらから

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