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ロックの殿堂入り2020〜T・レックス/パット・ベネターほか

2019.12.11

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「TAP the COLOR」連載第396回〜BLACK〜

1986年から始まった「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame) は、デビュー25年以上のミュージシャンやバンドを対象としている。2020年の殿堂入りアーティストは2020年1月に発表。今回はノミネートされているアーティストの中から4組を紹介していこう。


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T・レックス『Electric Warrior』(1971)
グラム・ロックの発火点。1971年のロンドン。それまでのヒッピー時代への決別の意を込めてエスニックな衣装を脱ぎ捨てたマーク・ボランは、サテンやラメの衣装に身を包んでフォーク音楽から大きく転換した艶やかで中性的なロックンロールを演り始める。ようこそ、グラマラス・ワールドへ。印象的なジャケットデザインはヒプノシス。


モーターヘッド『Ace of Spades』(1980)
ヘヴィメタルであり、ハードロックであり、ハードコア・パンクでもある。もはやジャンル分けなどモーターヘッドに関係なし。荒々しく情熱だけで突き進む爆音ロックンロール。本作は彼らの最高傑作として知られる1枚。ジャケットワークも素晴らしい。中心人物レミー・キルミスターは2015年12月に他界。バンドは40年の歴史に幕を閉じた。

パット・ベネター『Crimes of Passion』(1980)
全米のティーン女子たちの間で「パット・ベネター・ルック」が流行するほど、80年代前半に絶大な人気を誇った女性ロッカー。プラチナディスクを連発した1979〜1985年あたりがパットのキャリア最盛期。本作はタイトルのセンスも際立つ彼女のセカンドで全米400万枚をセールス。トップ10ヒット「Hit Me with Your Best Shot」を収録。

サウンドガーデン『Superunknown』(1994)
シアトル出身の最強のハードロック・バンド。サブポップ・レーベルは彼らのために作られた。その重苦しい世界観とサウンドで、90年代のグランジシーンを牽引。本作は「Black Hole Sun」を収録したナンバーワン・アルバム。キャメロン・クロウ監督による1992年の映画『シングルス』では、サウンドガーデンの熱狂ライヴシーンが観られる。フロントマンのクリス・コーネルは、解散後はオーディオスレイヴやソロで活動。2017年5月に52歳で亡くなった。

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