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ロックの殿堂入り2020〜シン・リジィ/ジューダス・プリーストほか

2019.12.18

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「TAP the COLOR」連載第397回〜RED〜

1986年から始まった「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame) は、デビュー25年以上のミュージシャンやバンドを対象としている。2020年の殿堂入りアーティストは2020年1月に発表。今回はノミネートされているアーティストの中から4組を紹介していこう。


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ジューダス・プリースト『Defenders of the Faith』(1984)
1982年の『Screaming for Vengeance』(邦題『背徳の掟』)で、イギリスやヨーロッパだけでなく遂にアメリカでもブレイクを果たしたジューダス・プリースト。83年にはUSフェスティヴァルの大観客の前で伝説のステージを披露。本作はそんな全盛期の中でリリースされた(邦題『復讐の叫び』)。「ヘヴィメタル」という言葉は彼らの音を表現するためにあるのかもしれない。


シン・リジィ『Black Rose: A Rock Legend』(1979)
フィル・ライノットとゲイリー・ムーアのアイルランド・スピリットが貫かれたシン・リジィの代表作の一つ。聴きどころは「ダニー・ボーイ/ロンドンデリーの歌」などアイルランド民謡がハードにアレンジされたタイトル曲。二人の祖国への原点回帰がクライマックスに謳い上げられる。今さら殿堂入りなんて遅すぎる。一体何をやってるんだ。

トッド・ラングレン『Something/Anything?』(1972)
「ロックの知的良心」的存在であるトッドの最高傑作として知られる音楽史に輝く名盤。ほぼ一人で演奏(後半の数曲を除く)して仕上げた。裏ジャケの写真(トッドが部屋で一人で両手を広げて、夜明けの孤独な創作を祝福している姿)はその証。珠玉のバラード作品「It Wouldn’t Have Made Any Difference」、ヒットした「Hello It’s Me」、「I Saw the Light」などを収録。

クラフトワーク『The Man-Machine』(1978)
ドイツが生んだエレクトロ音楽、テクノポップのパイオニア。まだまだコンピュータ文化が浸透していない時代、彼らはシンセサイザーを使った斬新な音風景でその面白さと無限の可能性を教えてくれた。デヴィッド・ボウイ、YMO、ニューオーダーからヒップホップまで、その後の音楽的影響の地図はビートルズをも凌ぐとさえ言われている。本作(邦題『人間解体』)はジャケットワークも強烈な代表作の一つで、「The Model」「The Robots」などを収録。

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