「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the COLOR

魅惑のブロンドヘアー〜ハノイ・ロックスほか

2014.10.01

Pocket
LINEで送る

★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第49回

今回は金髪括りで音楽性が様々な4組を。その色同様、眩しいくらいに存在感を放つアーティストばかりだ。ローン・ジャスティスの名を聞くだけで痺れる人もいると思う。当時のLAなどのローカル・バンドの再評価が今最も望まれている。ぜひ耳を傾けていただきたい。

あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから


two-steps-from-the-move-517d6b91acd00 ハノイ・ロックス『Two Steps from the Move』(1984)
フィンランド出身のグラム/メタル/パンクバンド。マイケル・モンローが眩しいくらいのカリスマ性を放っていた。全米ブレイク寸前だった本作だったが、ドラマーが事故死。1985年に惜しまれながら解散。ガンズ&ローゼスは彼らをリスペクトしたことで有名。


Bonnie_Tyler-Faster_Than_Speed_Of_Night-Frontal ボニー・タイラー『Faster Than the Speed of Night』(1983)
ハスキーな声で1980年代半ばにヒットを連発した彼女の代表作。全米1位となった「Total Eclipse of the Heart」やタイトル曲など、やはりジム・スタインマンの楽曲/プロデュースが光る。ジムはこの年、エア・サプライの「渚の誓い」もヒットさせた。

Van-Halen-1984-Front-1024x1024 ヴァン・ヘイレン『1984』(1984)
こちらはデイヴィッド・リー・ロスというカリスマがいたヴァン・ヘイレン最大のヒット作。全米だけで1000万枚を売った。シンセサイザーを多用したポップな「Jump」収録作として有名だが、「Hot for Teacher」など他の曲に彼らの真髄がある。

R-2412763-1306687503 マリア・マッキー『Maria McKee』(1989)
オルタナ・カントリーの先駆けとして、1985年にローン・ジャスティスというバンドでデビューした彼女。LAやイギリスで人気者になるも全米ではヒットしなかったが、ボブ・ディランやドン・ヘンリーが支持。初ソロ作はヴァン・モリソンの境地に。素晴らしい。

【執筆者の紹介】
■中野充浩のプロフィール
https://www.wildflowers.jp/profile/
http://www.tapthepop.net/author/nakano
■仕事の依頼・相談、取材・出演に関するお問い合わせ
https://www.wildflowers.jp/contact/

Pocket
LINEで送る

あなたにおすすめ

関連するコラム

[TAP the COLOR]の最新コラム

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ