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4人組バンドの黒〜プリテンダーズほか

2014.10.15

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「TAP the COLOR」連載第51回

黒は名盤率が高いのはこの連載でも証明済み。今回は4人組ロックバンドを並べてみよう。
スマホで音楽を楽しむ時も、棚に並んだCDを選ぶ時も、音楽には“色気”があることを忘れたくない。そういう想いで始まったこのコーナーも、まもなく1周年を迎えます。

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pii プリテンダーズ『Pretenders II』(1981)
姐御クリッシー・ハインド率いる愛すべき偉大なるロックバンドの一つ。ファーストと同様、親しみやすい楽曲が並ぶ。この後、メンバー2人(ギタリストとベーシスト)の死を乗り越えて、サード作『Learning To Crawl』で世界的な成功を収めることに。現在も活動中。


640px-KISS-albumi_etu キッス『Kiss』(1974)
キッスのデビュー作。当時はほとんど人気がなく、ツアーも失敗続きだったという。しかし、マジックショーさながらのステージアクションや奇抜なメーキャップがようやく当たり、1978年には120億円も稼ぐバンドになっていた。まさにキャラクタービジネスだ。

Queen-Queen-II-Remastered-Standard-Edition クイーン『Queen II』(1974)
理系と文系のメンバーで構成されたイギリスの国民的バンドのセカンド。コミック的なコスチュームとルックスで日本でも絶大な人気を誇った。ジャケットは伝説的な写真家ミック・ロックの撮影。有名な「Bohemian Rhapsody」がリリースされるのは翌年だった。

in-heat-523c7cb861613 ロマンティックス『In Heat』(1983)
このジャケット写真を手に取り、大ヒット曲「Talking In Your Sleep」を聴く度に、1980年代への郷愁を強烈に感じてしまう。デトロイト出身のパワーポップ・バンドがMTV経由で全米ブレイク。あれから30年以上経ったが、バンドは今でも現役だ。

【執筆者の紹介】
■中野充浩のプロフィール
https://www.wildflowers.jp/profile/
http://www.tapthepop.net/author/nakano
■仕事の依頼・相談、取材・出演に関するお問い合わせ
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