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「TAP the COLOR」連載第61回
毎年12月あたりになると街から頻繁に聴こえてくるクリスマス・ソング。ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、カーペンターズ、ジョン・レノン、ワム、マライア・キャリー、マイケル・ブーブレといったところに加え、今回の作品もきっと耳にしたことがあるはず。
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フィル・スペクター『A Christmas Gift for You from Phil Spector』(1963)
自ら想い描いた壮大な音世界=音の壁(ウォール・オブ・サウンド)を完成させるために、録音技術の追求やスタジオミュージシャンへの要求を徹底したスペクター。そんな彼が自身のレーベル所属アーティストたちにクリスマスソングを綴らせた作品。栄光の頂点がここに。

チャリティ・シングル作品。ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロの提唱によりエチオピア飢餓救済プロジェクトとして結成。フィル・コリンズ、ポール・ウェラー、スティング、ボノ、ボーイ・ジョージ、ジョージ・マイケル、デュラン・デュラン、バナナラマなどUKスターが参加。

キース・ヘリングのジャケット画でお馴染みのコンピレーション・シリーズの第1弾。ホイットニー・ヒューストン、U2、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン、ボン・ジョヴィ、スティング、プリテンダーズ、スティーヴィー・ニックスらのクリスマスソングが聴ける。

アメリカで最も人気が高いポップス歌手であり伝説的存在となっているバーブラ。彼女は1967年にクリスマスアルバムを制作。30年以上に渡って定番となっていた。2001年には34年ぶりに2作目のクリスマスアルバムを発表。本作はその2枚からの抜粋編集盤。
*このコラムは2014年12月24日に初回公開されました。