TAP the COLOR

オレンジの衝動〜ニルヴァーナほか

2015.04.08

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★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第76回

「抑えきれない内なる衝動」をロックやダンスビートを通じて吐き出した偉大なる連中たち。人生の苦悩と暗闇を背負い込んだ者、地獄を彷徨って無の世界に落ちた者。それでも彼らにはただ一つ、音楽を愛する心だけに偽りはなかった。

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Nirvana-From_The_Muddy_Banks_Of_The_Wishkah-Frontal ニルヴァーナ『From the Muddy Banks of the Wishkah』(1996)
カート・コバーンの死後リリースされた初の公式ライブアルバム。人生の苦悩を背負い込んだカートの魂の叫びが恐ろしいほどの緊張を要求してくるが、それでも最後まで一気に聴けてしまうのは、やはりバンドが純粋にロック、音楽そのものを愛していたからだ。


The_Fat_of_the_Land_-_The_Prodigy プロディジー『The Fat of the Land』(1997)
1997年、テクノがロックを取り込んだ。クラブシーンでは既に絶大な人気を誇っていた彼らが放ったセカンド。英国だけでなく、世界にこの新しい音の衝撃は広がり、何と米国ビルボードのアルバムチャートでも1位になってしまった。今聴いても凄い。90年代が生んだ名作だ。


john_frusciante_to_record_only_water_for_ten_days ジョン・フルシアンテ『To Record Only Water for Ten Days』(2001)
壮絶なドラッグ中毒と鬱病から遂に這い上がってきた男の感動の復帰作。レッチリ脱退後は無の世界を彷徨っていた男はそこで創造の神と対話したのかもしれない。レッチリ復帰後に放ったこのソロ作は、そんなジョンの音楽と共に生きていこうとする決意が聴こえてくる。


ACDC_Let_There_Be_Rock AC/DC『Let There Be Rock』(1977)
「どんなパンクスよりも俺たちはタフだった」とはマルコム・ヤングの言葉。力強いリフを前面に押し出したロックンロールの歓喜を演り始めて40年。本作は彼らの初期の最高傑作で、生きていたボン・スコットのウイスキーな声、アンガス・ヤングの鼓動と化したギターが凄い。


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