TAP the COLOR

ロックの殿堂入り2013〜パブリック・エナミー/ハートほか

2016.05.11

Pocket
LINEで送る

★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第133回

1986年から始まった「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame) は、デビュー25年以上のミュージシャンやバンドを対象としているが、2013年のセレモニーでは、アルバート・キング、ランディ・ニューマン、ラッシュ、ドナ・サマー、ハート、パブリック・エナミーらが殿堂入りした。

あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから

NationofMillions パブリック・エナミー『It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back』(1988)
チャック・D、フレイヴァー・フレイヴ、ターミネーター・Xらのフロントマンによる、ザ・クラッシュにもつながる政治的なラップと、ボム・スクワッドが構築する強烈なトラックで1980年代ヒップホップの頂点に君臨したパブリック・エナミーのセカンド作にして最高傑作。「ラップは黒人にとってのCNN」だという発言にもあるように、彼らにとってヒップホップ/ラップは一つのメディアであった。90年代の西海岸ギャングスタ登場まで、彼らは間違いなく最先端だった。


mzi.snsuodua.1200x1200-75 ハート『Little Queen』(1977)
アン&ナンシー・ウィルソン美人姉妹率いるシアトル出身のハートによるセカンド作。70年代ロックを代表する名曲「Barracuda」を収録。レッド・ツェッペリンに多大な影響を受けたサウンドで、色気あるハードロックを聴かせてくれる。バンドは80年代前半には低迷を迎えるが、85年に大復活して黄金期へ突入していく。


600x600 ドナ・サマー『Another Place and Time』(1989)
ディスコ・クイーンとして1970年代後半に頂点に立ったドナ・サマー。ブームが去った後は時代遅れ感があったが、80年代後半のダンスフロアがユーロビートで彩られると、そのジャンルの権威であるストック・エイトケン・ウォーターマンをプロデュースに迎えて、時代に合わせた本作をリリース。復活を告げた。名曲「This Time I Know It’s for Real」を収録。


51LMsNrZ8iL ラッシュ『2112』(1976)
本国や世界的にビッグネームでありながら、日本ではまったく無名な存在であり続けるロック・バンドの象徴的存在であるラッシュ。本作はキャリア初期に当たる4枚目で、アメリカだけでも300万枚以上をセールス。最初の成功作となった。バンドは現在も活動中で、新作を出すたびにチャートの上位に食い込む。典型的なアルバム・アーティストだが、意外と聴きやすいのも魅力。歴史を追ったアンソロジー盤から入るのもオススメ。

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

関連アーティスト

関連するコラム

[TAP the COLOR]の最新コラム

このコラムへの感想・コメントを書く

Pagetop ↑