TAP the COLOR

ロックの殿堂入り2012〜ガンズ・アンド・ローゼズ/ビースティ・ボーイズほか

2016.05.18

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「TAP the COLOR」連載第134回

1986年から始まった「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame) は、デビュー25年以上のミュージシャンやバンドを対象としているが、2012年のセレモニーでは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビースティ・ボーイズ、ガンズ・アンド・ローゼズ、スモール・フェイセズ/フェイセズ、ドノヴァン、ローラ・ニーロらが殿堂入りした。

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714RRxP82XL._SL1300_ レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『Mother’s Milk』(1989)
1991年、ワーナー移籍後にリリースした『Blood Sugar Sex Magik』で世界的なバンドとして成功を収めたレッチリ。以降、約4年に1枚という寡作ペースでありながらも、新作を出すたびに話題を提供し続ける。そんな彼らは1984年にデビュー。MTVのヴィジュアル性や80’sポップの軽いサウンドが主流だった時期に、何か得体の知れない破天荒な連中が様々なジャンルをミックスしたようなゴッタ煮の音楽を演っているという印象を受けた。本作はEMI時代の最後を飾る傑作。


201402280203393c8 ビースティ・ボーイズ『Check Your Head』(1992)
ハードコア・パンクスの少年たちが、リック・ルービンとの出逢いを経てラップチームになったビースティ・ボーイズ。1986年のデビュー作『Licensed to Ill』ではヒップホップとハードロックをミックスしてメインストリームの頂点を獲り、スケート・カルチャーとも融合して新しいムーヴメントを生み出した。92年には自らの「グランド・ロイヤル」を立ち上げて、音楽だけでなくファッションや雑誌や社会的メッセージも世に発信。本作はオルタナティヴ=ビースティーズの図式を作り上げた記念すべき最初の作品。


7d8b8a37341f33555004994276eb8372.950x950x1 ガンズ&ローゼズ『G N’ R Lies』(1988)
現在、再結成ツアーで何かと話題のガンズ。1980年代後半から90年代前半にかけて世界のR&Rバンドの頂点に君臨した彼らは、80年代に登場したヘヴィメタル/ハードロックの流れの中で間違いなく最も華麗かつ巨大な成功を手にした。1987年にリリースしたデビュー作『Appetite for Destruction』は1年がかりでナンバーワンになり、3000万枚以上のセールスを記録。92年あたりのグランジ時代になるとそのロックスター至上主義の言動が激しいバッシング対象にされていくが、それでもガンズの音は最高にカッコよかった。本作にはアンプラグドな新録に加えて、86年に自主制作したライヴも収録された。


faces-snakes_and_ladders_the_best_of_faces(1) フェイセズ『Snakes and Ladders/The Best of Faces』(1976)
1965年、モッズバンドとしてデビューしたスモール・フェイセス。イギリスではその影響力はその後のポール・ウェラーやオアシスなど幅広く及ぶ。1969年にスティーヴ・マリオットが抜けると、バンドはジェフ・ベック・グループにいたロッド・スチュワートとロン・ウッドを入れてフェイセズへと新生。70年代を代表するR&Rバンドとして「Stay with Me」などの名曲を残した。本作はフェイセズの軌跡を辿ったベスト盤。スモール・フェイセスなら1966年のデビュー作『Small Faces』を聴いてほしい。

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