TAP the COLOR

8月に去ったブルーズマン〜ロバート・ジョンソン/スティーヴィー・レイ・ヴォーンほか

2016.08.03

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「TAP the COLOR」連載第145回

8月に亡くなった伝説のブルーズマンたち。8/14 ロイ・ブキャナン、8/16 ロバート・ジョンソン、8/27 スティーヴィー・レイ・ヴォーン、8/29 ジミー・リード。今夜は偉大なレジェンドたちが遺した音楽と向き合う時間を過ごしたい。

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4502248 ロバート・ジョンソン『The Complete Recordings』(1990)
BLUESとは何か?が体験できる1枚。1936年11月と1937年6月のセッションで録音した29曲41テイクを収録。未公表だった本人の写真がジャケットになって世界的ベストセラーに。クロスロードで悪魔と取引、女のトラブルで毒殺といった伝説がネタになる人だが、ストーンズのブライアン・ジョーンズはロバート・ジョンソンのレコードを初めて耳にした時、ギター奏者は二人だと思ったという。音楽ファンの永遠のロマンであり続ける。1938年8月16日死去、享年27。
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maxresdefault ジミー・リード『Anthology』
ルーズなブギ、気だるい歌い方、高音ハープ。まさにジミー・リード・スタイルとしか言いようのないダウンホームでありながら実にモダンなブルーズで、50年代半ば〜60年代半ばにヒット曲を多数放つ。盟友エディ・テイラーのウォーキング・ベースの洗練さも決して忘れてはならない。「Honest I Do」はローリング・ストーンズがデビューアルバムでカバーしたことでも有名。1976年8月29日死去、享年50。


n15_RoyBuchanan ロイ・ブキャナン『Roy Buchanan』(1972)
エリック・クラプトンやジェフ・ベックをはじめ、ロック界のレジェンドからの多大なリスペクトを受けるミュージシャンズ・ミュージシャンの筆頭格。1950年代後半からプロとして音楽活動をスタートさせ、スタジオやツアーでブルーズやカントリーなどを吸収消化したギタープレイを披露。69年にはブライアン・ジョーンズの後釜としてストーンズ加入をキース・リチャーズから依頼されるも、繊細な性格からあっさりと断ったのは有名。世界最高の無名ギタリストとして評判が高まり、リリースしたのが本作。1988年8月14日死去、享年48。収録曲「Sweet Dreams」が映画『ディパーテッド』のエンディングで使用されていたのが泣ける。
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71Q6ANAjHYL._SL1500_ スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル『Blues At Sunrise』
スローブルーズを集めた編集盤だが、ここでしか聴けないライヴ音源やアウトテイクを収録。ジョニー・コープランドとの「Tin Pan Alley」、アルバート・キングとのタイトル曲はSRVの体臭と色気が充満した名演。南部のブルーズ・サーキットで腕を磨き、ダブル・トラブル(オーティス・ラッシュの曲から)を率いて1983年にメジャーデビュー。瞬く間に注目の的となり、ロック・ミュージシャンからも熱いリスペクトを受ける。ドラッグで一時シーンから遠ざかるも89年に復活。これからの活躍が期待された矢先の1990年8月27日、飛行機事故で死去。享年35。

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