TAP the COLOR

ライヴエイド(英国ウェンブリー・スタジアム編)〜デヴィッド・ボウイ/フィル・コリンズほか

2017.07.12

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「TAP the COLOR」連載第194回

1985年7月13日。ボブ・ゲルドフやミッジ・ユーロが発起人となった、飢饉救済のための大規模なチャリティ・コンサート「ライヴエイド」が開催された。メイン会場となったのは、イギリスはロンドン郊外ウェンブリー・スタジアム、アメリカはフィラデルフィアJFKスタジアム。

ダイアナ妃の登場、ザ・フーの再結成、フィル・コリンズの英米コンコルド移動、レッド・ツェッペリンのステージ、ボブ・ディランとキース・リチャーズの共演など様々な話題を提供したこのイベントは、当時の日本でもTV中継されて大きな話題となった。

ウェンブリー・スタジアムでの参加アーティストは次の通り(出演順)。
Status Quo/The Style Council/The Boomtown Rats/Adam Ant/Ultravox/Spandau Ballet/Elvis Costello /Nik Kershaw/Sade/Sting/Phil Collins/Howard Jones/Paul Young/Alison Moyet/U2/Dire Straits/Queen/ David Bowie/The Who/Elton John/Kiki Dee/George Michael and Andrew Ridgeley/Freddie Mercury/Brian May/Paul McCartney

最後は「Do They Know It’s Christmas?」で締め括られた。


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ブームタウン・ラッツ『The Fine Art of Surfacing』(1979)
ライヴエイド発起人であるボブ・ゲルドフが在籍したバンドのヒット作。有名なシングル「I Don’t Like Mondays」はメロディは美しいものの、1979年1月にアメリカで起きた16歳の少女による銃乱射事件を素材にした曲だった。


フィル・コリンズ『Hello, I Must Be Going!』(1982)
ライヴエイドで唯一、英米のステージを踏んだ「世界で一番忙しい男」フィル・コリンズ。コンコルドで移動というのも、それだけ人気絶頂の証だろうか。スティングやレッド・ツェッペリンとの共演はライヴエイドでも強い印象を残したのは事実。本作はそんなフィルのソロ2作目で、スーパースターになる前の粋な作品ということもあって隠れ名盤との評価が高い。


エルヴィス・コステロ『Goodbye Cruel World』(1984)
ライヴエイドではビートルズの「All You Need Is Love」1曲だけを披露したコステロ。本作は当時の最新作で、何よりもタイトルの良さに痺れるが、何よりも「The Only Flame in Town」という名曲が収録されていることに価値あり。


デヴィッド・ボウイ『Let’s Dance』(1983)
ライヴエイドでは「TVC 15」「Rebel Rebel」「Heroes」のほか、本作からは「Modern Love」が披露された。70年代は常に時代の先を行ったボウイは、1983年に遂に時代とシンクロ。キャリア史上最大の商業的成功を収めるに至る。その後の低迷と復活、そして死去。その歩みはロック永遠の文化財産だ。

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