TAP the COLOR

8月のナンバーワンアルバム②〜ティアーズ・フォー・フィアーズ/パフ・ダディほか

2017.08.23

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「TAP the COLOR」連載第203回〜MONOCHROME〜

1990年代以降、ビルボードのアルバムチャートは売り上げに基づいた集計方法に変わった。さらにゼロ年代に入るとネット配信が普及してCDやアルバムが売れなくなった。その影響もあって現在のチャートはほぼ毎週のようにナンバーワンが入れ替わり、すぐにトップ10圏外へランクダウンしてしまう(その代わりに年に数枚だけビッグヒットが生まれる)。だが70〜80年代はナンバーワンになること自体が困難で、言い換えればそれらは「時代のサウンドトラック」として確かに機能していた。暑い夏。8月にはどんなアルバムがナンバーワンになったのだろう?


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ティアーズ・フォー・フィアーズ『Songs from the Big Chair』(1985)
ローランド・オーザバルとカート・スミスを中心とするエレクトロニック・ポップ・バンドの2作目。「Everybody Wants to Rule the World」や「Shout」の2曲のナンバーワン・ヒットを生み、一躍彼らの名が世界に広まった。曲作りはもちろん、アコースティックとの調和を表現した壮大なサウンドも素晴らしい。1985年の7〜8月、5週間トップに立った。


ブライアン・アダムス『Reckless』(1984)
前作『Cuts Like A Knife』(1983)でスター街道を歩み始めたブライアンが満を持してリリースしたのが本作。「Run to You」「Somebody」「Heaven」「Summer of ’69」「One Night Love Affair」「It’s Only Love」など6曲ものシングルがヒット。日本でも当時絶大な人気に到達した。2週間トップに。

ナタリー・コール『Unforgettable… with Love』(1991)
言わずと知れたナット・キング・コールの実娘。70年代半ばにデビュー。80年代はヒットに恵まれなかったが、後半に復活。亡き父のカバー集である本作で世界的成功を収めた。ナットとのオーバーダブ共演が大きな話題を呼び、グラミー賞も獲得。ジャズとポップを繋ぐ良質なヴォーカル・アルバムとなった。5週間トップを記録。

パフ・ダディ&ザ・ファミリー『No Way Out』(1997)
ヒップホップ実業家として知られるショーン・コムズ。MCネーム「パフ・ダディ」としてリリースしたのが本作。中でもヒップホップ最大の悲劇と言われる東西抗争の犠牲者ザ・ノトーリアスB.I.G.に捧げられた「I’ll Be Missing You」(ポリスの「見つめていたい」をサンプリング)は大ヒット。アルバムは4週間トップ。なお、今年後半には『No Way Out 2』がリリースされる予定。

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