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12月のナンバーワンアルバム②〜AC/DC/スヌープ・ドッグほか

2017.12.13

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「TAP the COLOR」連載第225回〜BROWN〜

1990年代以降、ビルボードのアルバムチャートは売り上げに基づいた集計方法に変わった。さらにゼロ年代に入るとネット配信が普及してCDやアルバムが売れなくなった。その影響もあって現在のチャートはほぼ毎週のようにナンバーワンが入れ替わり、すぐにトップ10圏外へランクダウンしてしまう(その代わりに年に数枚だけビッグヒットが生まれる)。だが70〜80年代はナンバーワンになること自体が困難で、言い換えればそれらは「時代のサウンドトラック」として確かに機能していた。12月にはどんなアルバムがナンバーワンになったのだろう?


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AC/DC『For Those About to Rock We Salute You』(1981)
ボン・スコットの死を乗り越え、前作『Back In Black』(1980)で見事に世界的ブレイクを果たしたAC/DC。本作は遂に全米ナンバーワンを獲得(3週)。ブライアン・ジョンソンの声を前提に曲作りをしたというアンガス・ヤング。前作以上の重量感が伝わってくるのも頷ける。プロデュースはこれで3作連続となったロバート・ジョン・”マット”・ランジ。


スティーヴィー・ワンダー『Songs in the Key of Life』(1976)
ナンバーワン・ヒットの「I Wish」や「Sir Duke」のほか、人気曲の「Isn’t She Lovely?」などを収録したスティーヴィーの大ヒット2枚組(14週1位)。現在までに全米1000万枚以上をセールスしている。『Innervisions』や『Fulfillingness’ First Finale』と並ぶ70年代ソウルを代表する作品。


スヌープ・ドギー・ドッグ『Doggystyle』(1993)
ドクター・ドレーの『The Chronic』でfeatされた「Nuthin’ but a ‘G’ Thang」「Fuck wit Dre Day (And Everybody’s Celebratin’)」で一躍その名を知らしめたスヌープ。本作はドレーのGファンクが強力にバックアップしたデス・ロウからのヒップホップ史上伝説のデビュー作(3週1位)。1993年を代表する1枚だ。


アリシア・キーズ『The Diary of Alicia Keys』(2003)
2001年のデビュー作『Songs in A Minor』でいきなりスターダムに躍り出て、グラミー賞新人賞など話題を独占したアリシア。クラシックやジャズも消化するインテリR&Bアーティストだ。本作(2週1位)はセカンドで、カニエ・ウエストがプロデュースした「You Don’t Know My Name」のほか、「If I Ain’t Got You」「Diary」がヒット。 最近のR&Bがちょっと苦手という人も、アリシアなら心地よく聴けるはず。

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