TAP the COLOR

1月に去ったレジェンド②〜ジャッキー・ウィルソン/エタ・ジェイムズほか

2018.01.24

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★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第234回〜YELLOW〜

(1月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、テリー・キャス、フィル・ライノット、パティ・ペイジ、ペギー・リー、ソニー・ボノ、モーリス・ギブ、ボビー・チャールズ、ニルソン、カール・パーキンス、ジョン・ウェットン、アラン・フリード

カントリー/フォーク:ハンク・ウィリアムス、タウンズ・ヴァン・ザント、フィリップ・エヴァリー、ピート・シーガー

ブルーズ/R&B/ソウル:ハウリン・ウルフ、エイモス・ミルバーン、ウィリー・ディクソン、ライトニン・ホプキンス、スリム・ハーポ、ジュニア・ウェルズ、オーティス・クレイ、ジョニー・オーティス、ジャッキー・ウィルソン、ウィルソン・ピケット、エタ・ジェイムズ、プロフェッサー・ロングヘア、マヘリア・ジャクソン、ダニー・ハサウェイ、アレクシス・コーナー

ジャズ:ディジー・ガレスピー、チャールズ・ミンガス、ソニー・クラーク、エロール・ガーナー、マイケル・ブレッカー


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ジャッキー・ウィルソン『Mr. Excitement!』
サム・クックやジェームス・ブラウンと並ぶソウル・シンガーのパイオニアであり、独特の歌唱法から「ミスター・エクサイトメント」とも呼ばれたジャッキー・ウィルソンの足跡を振り返る3枚組のアンソロジー(各盤ジャケットの色が違う)。ゴスペルをルーツに持ち、R&Bグループの一員からキャリアをスタートして1957年にソロデビュー。後にモータウンを設立するベリー・ゴーディ・ジュニアとの関係も深く、都会的な明るい曲調でヒットを連発するが、1960年代に入るとソウル・バラードの名作を吹き込むようになった。「Lonely Teardrops」「Doggin’ Around」などを収録。先の二人と比べると日本では知名度は低いが、アメリカでは伝説的存在である。1984年1月21日死去、享年49。


エタ・ジェイムズ『20th Century Masters: The Millennium Collection』
1950年代半ばにR&Bチャートで「The Wallflower (Dance with Me, Henry)」のナンバーワン・ヒットを飛ばすが、エタがスターになったのは1960年にチェス・レコードと契約してから。本作は彼女のヒット曲コレクション。何と言っても「At Last」が有名だ。2012年1月20日死去、享年73。2008年公開のチェスを題材にした映画『キャデラック・レコード』ではビヨンセがエタを演じて話題になった。
(詳しくはこちらで)
キャデラック・レコード〜ビヨンセも出演した伝説のレーベル“CHESS”の物語


ハンク・ウィリアムス『40 Greatest Hits』
わすが6年間しかレコーディングを行っていないにも関わらず、ハンク・ウィリアムスの歌は今も多くの人々の心に哀切な響きを突き刺してくる。1947年にデビュー。「ラヴシック・ブルース」「ロング・ゴーン・ロンサム・ブルース」「なぜ愛してくれないの」「コールド・コールド・ハート」「泣きたいほどの淋しさだ」「ユア・チーティン・ハート」など後のカントリー・スタンダードを放つ一方で、背骨の痛みを和らげるという理由で続けていた長年の飲酒、荒れた結婚生活は、確実にハンクの才能を脅かしていた。エルヴィスがまだ登場する前夜、彼こそがスーパースターの未来だったのだ。1953年1月1日死去、享年29。
(詳しくはこちらで)
アイ・ソー・ザ・ライト〜悲しみを歌い続けた真のスーパースター、ハンク・ウィリアムス


タウンズ・ヴァン・ザント『Legend』
1968年にデビューアルバムをリリース。年に1枚ずつ作品を発表していくものの、どれも数千枚しか売れなかった伝説のシンガー・ソングライター。しかし、酒場のステージ、モーテル、ファミレス、トレーラーハウスといった場所を渡り歩きながら作られた曲の数々は、第一線で活躍するアウトローなミュージシャンたちにゆっくりと浸透していた。1980年代前半、森の生活を送っていたタウンズの曲にスポットライトが当たる。81年にエミルー・ハリスとドン・ウィリアムスが歌う「If I Need You」がカントリーチャートの3位、83年にウィリー・ネルソンとマール・ハガードが歌う「Pancho and Lefty」が1位になったのだ……奇しくもハンク・ウィリアムスと同じ日、1997年1月1日死去。享年52。
(詳しくはこちらで)
タウンズ・ヴァン・ザント〜放浪人生を歩み続けた伝説のアウトロー・ミュージシャン

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