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4月に去ったレジェンド④〜プリンス/ジョーイ・ラモーンほか

2018.04.18

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「TAP the COLOR」連載第253回〜BLUE〜

(4月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:コージー・パウエル、レイン・ステイリー(アリス・イン・チェインズ)、ジーン・ピットニー、マルコム・マクラーレン、カート・コバーン、ローラ・ニーロ、リトル・エヴァ、J・ガイルズ、ジェシ・ウィンチェスター、ジョーイ・ラモーン(ラモーンズ)、リンダ・マッカートニー、エディ・コクラン、リヴォン・ヘルム(ザ・バンド)、スティーヴ・マリオット、ジョニー・サンダース、フィービー・スノウ、ミック・ロンソン

カントリー/フォーク:タミー・ウィネット、ジョージ・ジョーンズ、マール・ハガード、フィル・オクス、サンディ・デニー

ブルーズ/R&B/ソウル:マーヴィン・ゲイ、ブルック・ベントン、パーシー・スレッジ、アール・フッカー、プリンス、オーティス・スパン、レフト・アイ(TLC)、Z.Z.ヒル、マディ・ウォーターズ、ベン・E・キング

ジャズ:バディ・リッチ、サラ・ヴォーン、アラン・ホールズワース、ニーナ・シモン、レッド・ガーランド、デクスター・ゴードン、カウント・ベイシー

その他:ニーノ・ロータ、ストーム・トーガソン


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プリンス『Prince』(1979)
2016年4月21日、孤高の天才プリンスの死(享年57)は余りにもショッキングだったが、男が遺してくれた膨大な楽曲の数々は永遠不滅の輝きを放ち続ける。本作はプリンスがまだ「得体の知れないキワモノ」だった頃のセカンド。邦題は「愛のペガサス」という。シングルカットされた「I Wanna Be Your Lover」はR&Bチャートで早くも1位、総合チャートでは11位を記録。デビュー作からセルフプロデュースというのも驚き。今聴いても新鮮。
(こちらもお読みください)
プリンスの足跡〜アーティストとしての“自由と権利”を守り貫いた孤高の天才


ラモーンズ『Leave Home』(1977)
ライダース・ジャケット、破れたジーンズ、スニーカー。ロックの3大ファッションアイテムはラモーンズなくして語れず。全員が兄弟でもないのにラモーン姓を名乗り、3分足らずのスリーコードを荒々しくかき鳴らす。パンクの象徴としてそれを20年以上も続けた。世界で一番偉大な「1、2、3、4!」は今でもラモーンズだ。本作は彼らのセカンド。ヴォーカリストのジョーイ・ラモーン(ジャケ写/左から2番目)は2001年4月15日に他界。享年49。

ニルヴァーナ『Nevermind』(1991)
この作品がマイケル・ジャクソンの新作を蹴落として、全米でまさかの1位を獲得したのが1992年1月。それまでの不良気取りの長髪のヘヴィメタル勢や大規模なアリーナロック、ヴィジュアル重視のMTVポップすべてが無意味になったような衝撃。ロックが持つどうにもならない衝動の蘇り。カート・コバーンが吐き捨てるリアリティ。ブルーな世界を漂流するジャケットがCDショップに並んだ。カートは1994年4月5日に自ら命を絶つ。27歳だった。

サラ・ヴォーン『Sarah Vaughan with Clifford Brown』(1955)
1950年代半ばのモダンジャズ・シーンは、クリフォード・ブラウンという天才トランペッターに夢中だった(56年6月、25歳で事故死)。そんな彼が女性シンガーとエマーシーで立て続けに共演。54年8月にダイナ・ワシントン。12月には上記のヘレン・メリルや本作でサラ・ヴォーンと録音を残した。これぞまさにジャズ・ヴォーカルの極致。50年代には本当に優れたジャズやヴォーカル作品が次々と生まれていた。1990年4月3日死去、享年66。

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