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9月のナンバーワンアルバム⑦〜バッド・カンパニー/ジャスティン・ティンバーレイクほか

2018.09.12

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「TAP the COLOR」連載第284回〜BLACK〜

1990年代以降、ビルボードのアルバムチャートは売り上げに基づいた集計方法に変わった。さらにゼロ年代に入るとネット配信が普及してCDやアルバムが売れなくなった。その影響もあって現在のチャートはほぼ毎週のようにナンバーワンが入れ替わり、すぐにトップ10圏外へランクダウンしてしまう(その代わりに年に数枚だけビッグヒットが生まれる)。だが70〜80年代はナンバーワンになること自体が困難で、言い換えればそれらは「時代のサウンドトラック」として確かに機能していた。9月にはどんなアルバムがナンバーワンになったのだろう?


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バッド・カンパニー『Bad Company』(1974)
フリー解散後、ポール・ロジャースがモット・ザ・フープルやキング・クリムゾンの元メンバーと組んだスーパーグループとして登場。本作はレッド・ツェッペリンが設立したレーベル、スワン・ソングからリリースされたデビュー盤(1週1位)。「Can’t Get Enough」がヒットした。シンプルで目を引くアルバムジャケットは、デザイン集団ヒプノシスによるもの。


ジャスティン・ティンバーレイク『FutureSex/LoveSounds』(2006)
ワム!からソロ活動へと昇華したジョージ・マイケルのように、アイドルグループのインシンクの一員として活躍後、成功が約束されていた男ジャスティンの代表作(2週1位)。「SexyBack」「My Love」など3曲のナンバーワンヒットを生んだ。当時の最先端を行くメインストリーム・ポップというだけでなく、ゼロ年代のサウンドトラックの一つして記憶されるべきマストアイテム。ロックファンも意外と聴ける。

ネリー『Country Grammar』(2000)
ゼロ年代を代表するラッパーであるネリー。2000年にリリースされたこのデビュー作(5週1位)は、エミネムの『ザ・マーシャル・マザーズLP』と並んで1000万枚を超えるセールスを樹立。続くセカンドの『Nellyville』もチャートを制し、ヒップホップの歴史にその名を永遠に刻んだ。
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サラ・バレリス『Kaleidoscope Heart』(2010)
2007年、世界中で大ヒットしたメジャーデビューシングル「Love Song」と同曲を収録したアルバム『Little Voice』で、極上のポップ・ミュージックを聴かせる女性シンガー・ソングライターとしての地位を確立したサラ・バレリス。本作は3年振りにリリースされたメジャー2作目(1週1位)。

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