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10月に去ったレジェンド③〜グレン・グールド/ファッツ・ドミノほか

2018.10.24

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「TAP the COLOR」連載第296回〜MONOCHROME〜

(10月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ビング・クロスビー、ジュリー・ロンドン、ボビー・ヴィー、ジーン・ヴィンセント、ジャニス・ジョプリン、デュアン・オールマン、ロニー・ヴァン・ザント(レイナード・スキナード)、ジャック・ブルース、ニック・ドレイク、ルー・リード、トム・ペティ、ベンジャミン・オール(カーズ)、ピート・バーンズ、エリオット・スミス、

カントリー/フォーク:ジーン・オートリー、ウディ・ガスリー、イリ・ルジューン、テネシー・アーニー・フォード、ジョン・デンバー、イワン・マッコール、

ブルーズ/R&B/ソウル:スマイリー・ルイス、ファッツ・ドミノ、エディ・ケンドリックス(テンプテーションズ)、ソロモン・バーク、ジャム・マスター・ジェイ(ランDMC)

ジャズ:アール・ボスティック、ウディ・ハーマン、アート・ブレイキー、ジーン・クルーパ、ドン・チェリー

その他:コール・ポーター、グレン・グールド、レナード・バーンスタイン、ネルソン・リドル、スティーブ・ジョブズ、エディット・ピアフ、レナード・チェス、ジミー・ミラー、ビリー・グラハム、ジョージ・ヤング


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グレン・グールド『Bach:The Goldberg Variations』(1956)
グールドは1955年、22歳の時にレコードデビュー。契約したNYのコロンビア側は楽曲を指定してきたが、グールドは頑に自分の弾きたい曲を押し通した。彼は音楽制作の主導権を巡る争いに最初から勝利した。敬愛するJ.S.バッハの『ゴールドベルク変奏曲』はベストセラーになり、演奏家の名が広く知られることになった。50歳からは違う人生を生きたい、あるいは50歳なるまでには死ぬだろうと言っていたグールドは、奇しくも1982年10月4日に死去。享年50。
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アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『Moanin’』(1959)
モダン・ジャズを語ろうとする時、真っ先に挙げなければいけないイノベーター的なジャズマンがいる。ブレイキーはその領域にはいない。だが、この人抜きにしてモダン・ジャズを語ることなんて考えられない。語ってはいけない。1955年にホレス・シルバーらと結成したジャズ・メッセンジャーズこそ、モダン・ジャズの伝道師だった。本作はメンバーを一新して率先。ファンキー・ジャズを確立して大ヒットを記録したブルーノートのベストセラーの一つ。アメリカやヨーロッパだけでなく、日本でも大歓迎された。1990年10月16日死去、享年71。

ファッツ・ドミノ『Greatest Hits:Walking to New Orleans』
その親しみやすいルックスとネーミング、そして独特のピアノ演奏でニューオーリンズ音楽の代名詞的存在となったファッツ・ドミノ。1950年代のR&B/R&R期にその名を永久に刻むスーパースターである。本作は全盛期である1950〜62年のインペリアル時代の吹き込みからヒット曲だけをまとめたベスト盤。「Blueberry Hill」「Ain’t That a Shame」「Blue Monday」など全20曲。今改めて聴くと至福の時間が訪れる。2017年10月24日死去、享年89。

ソロモン・バーク『The Very Best of Solomon Burke』
ディープ・ソウル。なんて素敵な響きだろう。音や風景がどこまでも広がってくるようだ。ソロモン・バークはアトランティックから1962年に「Cry to Me」のヒットを飛ばしてR&Bシーンで一気に浮上。その後、「If You Need Me」「Everybody Needs Somebody To Love」などロックファンにもお馴染みのナンバーで60年代に全盛期を迎えた。年を重ねても精力的に活動。2010年には奇跡とも言える日本公演を行った。同年10月10日死去、享年70。本作はヒット曲すべてが聴けるマストアイテム。

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