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12月に去ったレジェンド③〜フランク・ザッパ/ニコレット・ラーソンほか

2018.12.12

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「TAP the COLOR」連載第308回〜PINK〜

(12月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ロイ・オービソン、リッキー・ネルソン、ボビー・ダーリン、デニス・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、イアン・スチュワート、リック・ダンコ(ザ・バンド)、フランク・ザッパ、キャプテン・ビーフハート、トミー・ボーリン(ディープ・パープル)、グレッグ・レイク(EL&P)、ジョー・コッカー、イアン・マクレガン、ボビー・キーズ、ダン・フォーゲルバーグ、ニコレット・ラーソン、ジョー・ストラマー、カースティ・マッコール、ジョージ・マイケル、ダイムバッグ・ダレル(パンテラ)

カントリー/フォーク:マーティ・ロビンス、レイ・プライス、ハンク・スノウ

ブルーズ/R&B/ソウル:ブラインド・レモン・ジェファーソン、ダイナ・ワシントン、ジミー・ロジャース、アルバート・キング、フレディ・キング、マジック・サム、リー・ドーシー、サム・クック、オーティス・レディング、ジェームス・ブラウン、アイク・ターナー、ルーファス・トーマス、カーティス・メイフィールド、ナタリー・コール

ジャズ:グレン・ミラー、アーティ・ショウ、オスカー・ピーターソン、マル・ウォルドン、ケニー・ドーハム、フレディ・ハバード、グローヴァー・ワシントン・ジュニア

その他:ホーギー・カーマイケル、アントニオ・カルロス・ジョヴィン、ディーン・マーチン


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マザーズ・オブ・インヴェンション『Freak Out!』(1966)
ロック界における「アヴァンギャルドの帝王」と言えばこの人、フランク・ザッパ。本作は長い道程への第一歩となった記念すべき25歳でのデビュー作。R&R、R&B、ブルース、フリージャズ、現代音楽といったザッパが好んで吸収してきたあらゆる音楽が融合して吐き出される伝説的名盤!? 1993年12月4日死去。享年52歳。こんなアーティストはもう出てこない。


ザ・バンド『Stage Fright』(1970)
ビッグ・ピンク、ブラウン・アルバムに続く3枚目は、家屋での録音から観客のいないライヴ・レコーディングとなった。革新的かつ前衛的なロックが次々と生まれる中、地に足をつけてブルーズやカントリーを肥やしに土地の音楽を演奏したザ・バンド。多くのミュージシャンたちの意識をルーツ・ミュージックへと向かわせた功績は計り知れない。何かに迷った時、疲れた時、こういう音を聴くと正しい方向に導いてくれる気がする。ベーシストのリック・ダンコは1999年12月10日に死去。享年56。

ニコレット・ラーソン『Nicolette』(1978)
邦題『愛しのニコレット』からも分かるように、西海岸のミュージシャンたちの愛情たっぷりのバックアップでデビューしたニコレット・ラーソン。バックコーラス出身の歌唱力も抜群で、本作からはニール・ヤング作の「Lotta Love」がヒット。ジェシ・ウインチェスターやサム・クックの曲が続き、最後を飾るのはグレン・フライとJ.D.サウザーによる名曲「Last in Love」。なお、レコーディングにはマイケル・マグドナルド、リンダ・ロンシュタット、そしてテッド・テンプルマンのプロデュースということもあり、エドワード・ヴァン・ヘイレンが参加している。1997年12月16日死去。享年45。

フェイセズ『A Nod Is As Good As a Wink… to a Blind Horse』(1971)
1969年にスモール・フェイセスからスティーヴ・マリオットが抜けると、バンドはジェフ・ベック・グループにいたロッド・スチュワートとロン・ウッドを入れてフェイセズへと新生。70年代前半を代表するR&Rバンドとして再始動する。本作は彼らのサード作で最大のヒット作。フェイセズと言えばこの曲「Stay with Me」を収録。スモール・フェイセス時代からのメンバーであり、名プレーヤーだったイアン・マクレガンは2014年12月3日に死去。享年69。

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