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2月に去ったレジェンド③〜リー・モーガン/デル・シャノンほか

2019.02.06

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「TAP the COLOR」連載第324回〜ORANGE〜

(2月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック:ビル・ヘイリー、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、デル・シャノン、カール・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、マイク・ブルームフィールド、ゲイリー・ムーア、ボン・スコット(AC/DC)、シド・ヴィシャス

ポップ:ダイナ・ショア、フランキー・レイン、カレン・カーペンター、ファルコ

カントリー/フォーク:ウェッブ・ピアース、ウェイロン・ジェニングス

ブルーズ/R&B/ソウル:ルイ・ジョーダン、ナット・キング・コール、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス、リトル・ウォルター、マジック・スリム、フランキー・ライモン、フローレンス・バラード(シュープリームス)、モーリス・ホワイト(EW&F)、ホイットニー・ヒューストン

ジャズ:セロニアス・モンク、ジョージ・シアリング、リー・モーガン、ドナルド・バード、アル・ジャロウ

その他:ヴァン・クライバーン、パーシー・フェイス、ジーン・ケリー


あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから

サウンドトラック『41 Original Hits from the Soundtrack of American Graffiti』(1973)
ロックンロールが当時のティーンエイジャーにとっていかに重要な存在であったかはいくつもの青春映画で知ることができるが、中でも『アメリカン・グラフィティ』は最も人気が高い名作。本作はそのサントラ盤で、伝説的DJのウルフマン・ジャックのトークがつなぐ珠玉の41曲を収録。久しぶりに聴いてみたら、バディ・ホリー(1959年2月3日、22歳で死去)の「That’ll Be the Day」、フランキー・ライモン(1968年2月27日、25歳で死去)の「Why Do Fools Fall in Love」、ビル・ヘイリー(1981年2月9日、55歳で死去)の「Rock Around the Clock」、デル・シャノン(1990年2月8日、55歳で死去)の「Runaway」などすべてが入っていた。
(詳しくはこちらのコラムをお読みください)
アメリカン・グラフィティ~あの伝説のDJが流す41曲の珠玉のオールディーズ・ナンバー


ダイナ・ショア『All the Hits and More』
1940年〜50年代を代表する大歌手の一人、ダイナ・ショアの全ヒットを網羅した編集盤。1939〜60年にかけて71曲がチャートイン。うちトップ10ヒットは33曲(No.1ヒットは4曲)。この人といい、ジョー・スタッフォード、パティ・ペイジ、ドリス・デイ、ケイ・スター、ロースマリー・クルーニーなど、この時期のポピュラー・シンガーを聴いていると、ロックンロールがすべてを変えてしまったことが罪のように思えてしまう。ダイナは1994年2月24日に77歳で亡くなった。

リー・モーガン『The Sidewinder』(1964)
1956年、17歳でディジー・ガレスピーのバンドに加入。その直後にブルーノートに初リーダー作を録音。1958年にはジャズ・メッセンジャーズの一員に。まさに早熟の天才だったトランペッター、リー・モーガン。その後、麻薬に溺れてシーンの中心から遠ざかるも、ジャズ・ロック調のタイトル曲を含む本作で復活。60年代ブルーノートの最大のヒット作にもなった。1972年2月19日、フィラデルフィアのクラブに出演中、妻によって射殺。まだ33歳という若さだった。

ドナルド・バード『Fuego』(1960)
音楽エリートのドナルド・バードによるブルーノートでの3作目は、「ハードバップ・ジャズの到達点」と評価の高い傑作。全曲オリジナルで熱い演奏が聴ける。ジャズへの旅に入る時、ニューオーリンズやスウィングから入るか、ビバップ以降のモダンから入るか、あるいはフュージョンからなど様々な入口があるが、やはりモダンジャズから入って前後に旅していくのが刺激的だと思う。2013年2月4日、80歳で死去。

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