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2月のナンバーワンアルバム⑧〜フランク・シナトラ/ウォーほか

2019.02.27

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「TAP the COLOR」連載第330回〜BLUE〜

1990年代以降、ビルボードのアルバムチャートは売り上げに基づいた集計方法に変わった。さらにゼロ年代に入るとネット配信が普及してCDやアルバムが売れなくなった。その影響もあって現在のチャートはほぼ毎週のようにナンバーワンが入れ替わり、すぐにトップ10圏外へランクダウンしてしまう(その代わりに年に数枚だけビッグヒットが生まれる)。だが70〜80年代はナンバーワンになること自体が困難で、言い換えればそれらは「時代のサウンドトラック」として確かに機能していた。2月にはどんなアルバムがナンバーワンになったのだろう?


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フランク・シナトラ『Come Fly with Me』(1958)
ハリー・ジェイムスやトミー・ドーシー楽団の専属歌手時代、さらに1942年にソロ歌手として独立したコロンビア時代を経て、50年代のキャピトル時代はジャズ・ヴォーカル史に残る数々の名盤を生んだシナトラの黄金期。中でも本作(5週1位)は人気も知名度も高い。初めてのシナトラは50年代から入るのがオススメ。


ウォー『The World Is a Ghetto』(1972)
元アニマルズのエリック・バードンによって結成され、1970年にデビュー。本作(2週1位)はバードン脱退後にリリースされた彼ら最大のヒット作。ロックファンが聴けるファンクでありながら、R&B、ソウル、ジャズ、ラテン、スカ、レゲエなど種々雑多な音楽性が加えられたミクスチャーワールドを展開。タイトル曲や「The Cisco Kid」がヒット。

ビートルズ『Meet the Beatles!』(1964)
ビートルズのアメリカでの2枚目(11週1位)。他のビートバンド同様、ビートルズのアルバムも1967年まで英米では内容が違っており(公式なのは英国リリース盤)、数では米国リリースの方が多い。本作もその一つで、英国でのセカンド『With the Beatles』を元に編集されている。いずれにせよ、アメリカではビートルズ旋風が吹き荒れていた。

バリー・マニロウ『The Greatest Songs of the Fifties』(2006)
1970年代前半から活動を続けるアメリカ・ポピュラー音楽界のスーパースター、バリー・マニロウ。シングルチャートのピークは70年代だったが、アルバムはゼロ年代から再びトップ10ヒットを連発するように。中でも本作(1週1位)から始まるシリーズ(以後、60年代・70年代・80年代と続く)は評価が高い。初めてのバリー・マニロウはやはり70年代のヒット集から入るべきだろう。

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