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2月に去ったレジェンド⑥〜フランキー・ライモン/フローレンス・バラードほか

2019.02.27

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「TAP the COLOR」連載第331回〜BLUE〜

(2月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック:ビル・ヘイリー、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、デル・シャノン、カール・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、マイク・ブルームフィールド、ゲイリー・ムーア、ボン・スコット(AC/DC)、シド・ヴィシャス

ポップ:ダイナ・ショア、フランキー・レイン、カレン・カーペンター、ファルコ

カントリー/フォーク:ウェッブ・ピアース、ウェイロン・ジェニングス

ブルーズ/R&B/ソウル:ルイ・ジョーダン、ナット・キング・コール、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス、リトル・ウォルター、マジック・スリム、フランキー・ライモン、フローレンス・バラード(シュープリームス)、モーリス・ホワイト(EW&F)、ホイットニー・ヒューストン

ジャズ:セロニアス・モンク、ジョージ・シアリング、リー・モーガン、ドナルド・バード、アル・ジャロウ

その他:ヴァン・クライバーン、パーシー・フェイス、ジーン・ケリー


あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから

ナット・キング・コール『After Midnight』(1957)
キャリア後年はストリングス伴奏つきのポピュラー歌手のイメージが強かったナット・キング・コールだが、1939年にスタートした自身のピアノ、ギター、ベースのトリオ編成が有名なように、まずはピアニストとして凄腕だった。そしてショーの合間に歌ったのが評判を呼び、ヴォーカル入りの録音を始めた。40年代の活動は『ボーカル・クラシックス&インストゥルメンタル・クラシックス』がオススメ。本作はナットがジャズ・コンボをバックに久々に原点回帰。気持ち良く歌い、演奏した名盤。十八番の「スイート・ロレイン」も再録。1965年2月15日、45歳の若さで死去。


フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ『The Teenagers Featuring Frankie Lymon』(1956)
黒人にとって50年代半ばのロックンロールは、R&Bを形成する数あるダンス・スタイルの一つに過ぎなかったが、白人のティーンエイジャーたちにとってはそれ以上の意味を持っていた。大抵の場合、チャック・ベリーやリトル・リチャードらが真っ先に取り上げられるが、同時代のティーンエイジャー、13歳のフランキーが歌ったロックンロール・ナンバー「Why Do Fools Fall in Love」を忘れてはならない。

February 27, 1968 (aged 25)

シュープリームス『The Supremes at the Copa』(1965)
「サウンド・オブ・ヤング・アメリカ」を象徴したモータウンの看板的グループだった3人組シュープリームス。ナンバーワン・ヒットを立て続けに放つ一方、ダイアナ・ロスを意図的にfeat.するやり方に、実力のあったフローレンス・バラードが不満を募らせ1967年に脱退。本作はまだ彼女たちが分裂する前の全盛期のライヴ盤。ヒット曲満載の中、サム・クックのメドレーが泣ける。フローレンスは1976年2月22日、32歳の若さで他界した。
(こちらもお読みください)
ドリームガールズ〜黄金期のモータウンとシュープリームスをモデルにした物語


パーシー・フェイス『hemes for Young Lovers』(1963)
ムード音楽/イージー・リスニングといえば、ラジオ番組『ジェットストリーム』を思い出す人が多いだろう。その世界の巨匠として君臨したフランスのポール・モーリア、レイモン・ルフェーヴル、フランク・プゥルセル、イギリスのマントヴァーニなど。アメリカにはジャッキー・グリーソン、ヘンリー・マンシーニ、レイ・コニフ、そして「夏の日の恋」で知られるパーシー・フェイスがいた。膨大なアルバムをリリースしたが、心地良さを追求するのがラウンジミュージックの美学。ジャケット写真の美しさで選ぶのも楽しみの一つ。フェイスは1976年2月9日、67歳で死去。

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