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カリフォルニア・ジャム’78〜サンタナ/ハートほか

2019.03.27

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「TAP the COLOR」連載第340回〜BLACK〜

1978年3月18日。カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のオンタリオ・モーター・スピードウェイにてロックフェス「カリフォルニア・ジャム2」が開催された。午前9時から午後11時過ぎまで、エアロスミス、フォリナー、ハート、デイブ・メイスン、サンタナ、ボブ・ウェルチ、テッド・ニュージェントら10アーティストが登場。25万人以上の観衆が集まった。ロックビジネスが確立し、レコードセールス好況に沸く1970年代後半を象徴するイベントの一つ。なお、第1回は1974年4月6日。こちらはアース・ウインド&ファイア、イーグルス、ブラック・サバス、ディープ・パープル、エマーソン・レイク&パーマーらが出演。




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サンタナ『Santana』(1969)
サンタナ、伝説のデビュー作。ウッドストックでのパフォーマンスで約束された成功の原点。ラテン・ロックの名盤でもある。パーカッションが鳴り響き、そこに絡みつくように流れるカルロス・サンタナのギター。全編に渡って漂うロックの体臭と色気と情熱は、ネットやSNS時代のデジタル/洗練化されたロックしか知らない世代はかなり衝撃を受けるかもしれない。「Evil Ways」がヒット。


ハート『Magazine』(1977)
アンとナンシー・ウィルソン美人姉妹率いる、シアトル出身のハードロック・バンドがハート。80年代半ばのMTVで人気が復活(本格的にブレイク)したので、日本でもファンは少なくない。見た目の美しさからは想像できない、レッド・ツェッペリンから影響を受けた硬派なロックサウンドを聴かせる。本作は彼女たちのサード作。

エアロスミス『Get Your Wings』(1974)
1973年、Voのスティーヴン・タイラーとGのジョー・ペリーを二大看板にデビューしたエアロスミス。本作は彼らのセカンドで、代表曲「Same Old Song and Dance」やヤードバーズのカバー「Train Kept A-Rollin’」を収録。カリフォルニア・ジャム出演時のバンドは、深刻なドラッグ問題の真っ只中。この後、低迷を続けることになるが、80年代後半に奇跡的な復活を遂げて、70年代と比べものにならない規模でレコードを売り上げてツアーを成功させた。

テッド・ニュージェント『Ted Nugent』(1975)
70年代のハードロック期に活躍したギタリスト。60年代後半のガレージ・バンド、アンボイ・デュークスでデビューした背景を持つ。本作はソロ第1弾。ライヴ・パフォーマンスも人気で、後に続く80年代の長髪ロッカーたちにも影響を与えた。1989年にナイト・レンジャーのジャック・ブレイズやスティクスのトミー・ショウらとダム・ヤンキースを結成。パワーバラードのヒット曲を放った。

【執筆者の紹介】
■中野充浩のプロフィール
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