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4月に去ったレジェンド⑥〜リヴォン・ヘルム(ザ・バンド)/サンディ・デニーほか

2019.04.17

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「TAP the COLOR」連載第346回〜BROWN〜

(4月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック:コージー・パウエル、レイン・ステイリー(アリス・イン・チェインズ)、ジーン・ピットニー、マルコム・マクラーレン、カート・コバーン、ローラ・ニーロ、リトル・エヴァ、J・ガイルズ、ジェシ・ウィンチェスター、ジョーイ・ラモーン(ラモーンズ)、リンダ・マッカートニー、エディ・コクラン、リヴォン・ヘルム(ザ・バンド)、スティーヴ・マリオット、ジョニー・サンダース、フィービー・スノウ、ミック・ロンソン

ポップ:アヴィーチー

カントリー/フォーク:タミー・ウィネット、ジョージ・ジョーンズ、マール・ハガード、フィル・オクス、サンディ・デニー、リッチー・ヘブンス

ブルーズ/R&B/ソウル:マディ・ウォーターズ、マーヴィン・ゲイ、ブルック・ベントン、パーシー・スレッジ、アール・フッカー、プリンス、オーティス・スパン、レフト・アイ(TLC)、Z.Z.ヒル、ベン・E・キング、バーナード・エドワーズ(シック)、イヴォンヌ・ステイプルズ

ジャズ:バディ・リッチ、サラ・ヴォーン、アラン・ホールズワース、ニーナ・シモン、レッド・ガーランド、デクスター・ゴードン、カウント・ベイシー

その他:ニーノ・ロータ、ストーム・トーガソン


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ザ・バンド『The Band』(1969)
ザ・バンドのセカンドで通称「ブラウン・アルバム」。ファーストと並ぶ名盤。エリック・クラプトンは彼らの土地にしっかりと根ざした本物の音楽を耳にして、自分が演っているクリームのような激しく浮遊する音楽が恥ずかしくなったという。広大な音楽の旅路で道に迷った時、ザ・バンドは正しい方向へと導いてくれる。『歌え!ロレッタ愛のために』『ライトスタッフ』など俳優としても活躍したリヴォン・ヘルムは、2012年4月19日に71歳で亡くなった。


サンディ・デニー『The North Star Grassman and the Ravens』(1971)
サンディ・デニーは1968年にフェアポート・コンヴェンションに加入。彼女の存在こそがバンドの方向性を決めることになり、激動の時代に英国トラッドの再発見の旅へと歩み始めた。本作は初のソロ作で、サンディーのメランコリックな歌唱や世界観が詰まった名盤。ギターはリチャード・トンプソンが担当した。1978年4月21日に31歳の若さで死去。サンディは今でも英国フォーク界の永遠の女王だ。

スモール・フェイセス『From the Beginning』(1967)
ザ・フーと並ぶ英国モッズバンド。スティーヴ・マリオット、ロニー・レイン、ケニー・ジョーンズ、イアン・マクレガン。ロックファンなら馴染みのある名前ばかり。本作は「Whatcha Gonna Do About It」「Sha-La-La-La-Lee」「All or Nothing」などのヒット曲を含む編集盤。当時のロンドンの空気が漂ってくる。ジャケット写真の茶色のモッドスーツを着ているマリオットは、1991年4月20日に44歳で亡くなった。

レインボー『Long Live Rock ‘n’ Roll』(1978)
リッチー・ブラックモアが大作主義から脱却して、ラジオ受けのする楽曲でアメリカのマーケットを狙い始めた、レインボーのセカンド。邦題『バビロンの城門』。リッチーばかりにスポットライトが当たりがちだが、ドラムのコージー・パウエルのテクニックが凄い。ジェフ・ベック・グループ、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイク、ブラック・サバスなどを渡り歩いたドラムヒーローの先駆け。ハードロック・ファンでこの名を知らない者などいない。1998年4月5日、50歳で他界。

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