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カリフォルニア・ジャム’74〜イーグルス/ブラック・サバスほか

2019.04.24

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「TAP the COLOR」連載第347回〜BROWN〜

1974年4月6日。カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のオンタリオ・モーター・スピードウェイにてロックフェス「カリフォルニア・ジャム」が開催された。アーティスト出演順は以下の通り。なお、第2回は1978年3月18日に行われ、こちらはサンタナ、エアロスミス、フォリナー、ハート、テッド・ニュージェントらが出演した。

レア・アース
アース・ウインド&ファイア
イーグルス
シールズ&クロフツ
ブラック・オーク・アーカンソー
ブラック・サバス
ディープ・パープル
エマーソン・レイク&パーマー


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イーグルス『Desperado』(1973)
「気楽にいこう」と1972年に歌っていたイーグルスが、続く2作目では西部開拓時代のギャングを主人公にしたコンセプト・アルバム。タイトル曲のバラードがあまりにも有名だが、目を閉じて全体を通して聴くと、日本のタワーマンションの一室からでも壮大な風景を感じることができる。この後、カントリー・ロックを脱した彼らは、次第にカリフォルニアの幻想と向き合いながら独自のアメリカン・ロックに到達していく。


ブラック・サバス『Black Sabbath』(1970)
B級ホラー映画に行列が出来ているのを見て、人は金を払ってまでも怖いものを観たいのかと思った。そんなエピソードから名付けられたというバンド名「黒い安息日」(同名映画のタイトルから)。トミー・アイオミのどこまでも重いギターに、悪魔のようなオジー・オズボーンの高音が絡みつく。代表作はセカンドの『Paranoid』だが、世界観を完璧に現したジャケットワークという点ではこのデビュー作には敵わない。

ディープ・パーブル『Made in Japan』(1972)
ジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァー、イアン・ギラン。第2期パープルの日本での初来日ステージを伝えるライヴ盤の名作。『In Rock』や『Machine Head』といったハードロックの大傑作を立て続けに放っていた頃の彼らだけに、クオリティの高い演奏が聴ける。日本では「ライヴ・イン・ジャパン」として下記のジャケットでリリースされた。

エマーソン・レイク & パーマー『Pictures at an Exhibition』(1971)
ピンク・フロイド、ジェネシス、キング・クリムゾン、イエスらと並ぶプログレ・ロックのスーパーグループであるELP。本作はムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」をアレンジしたライヴ盤。ロックとクラシックの融合を目指した彼らの代表作の一つ。70年代はこのような大作主義でも当然のようにレコードが売れた。まだまだロックが成長していた時代を象徴するようなドキュメントだ。

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