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7月に去ったレジェンド④〜ウルフマン・ジャック/ジョアン・ジルベルトほか

2019.07.17

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「TAP the COLOR」連載第370回〜ORANGE〜

(7月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ブライアン・ジョーンズ、ジム・モリソン、キャス・エリオット、クラレンス・ホワイト、J.J.ケイル、チャス・チャンドラー、ジョニー・ウィンター、ジョン・ロード、トニー・ラモーン、ニコ、エイミー・ワインハウス、チェスター・ベニントン

カントリー/フォーク:ロイ・ロジャース、ハリー・チェイピン、レフティ・フリーゼル、チャーリー・リッチ、リン・アンダーソン

ブルーズ/R&B/ソウル:ミシシッピ・フレッド・マクダウェル、ライトニン・スリム、ビッグ・ママ・ソーントン、メリー・ウェルズ、ヴァン・マッコイ、ミニー・リパートン

ジャズ:ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、バド・パウエル、ジョン・コルトレーン、ジョニー・グリフィン

その他:ジョージ・ガーシュイン、ジョアン・ジルベルト、ウルフマン・ジャック、サム・シェパード


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ママス&パパス『The Papas & The Mamas』(1968)
NYのグリニッチ・ヴィレッジのフォークシーンで活動していたジョン・フィリップスやキャス・エリオットらによって結成された男女4人組のママス&パパス。同時代のヒッピー/フラワーチルドレンに支持されたフォーク・ロック・サウンドで、本作を含む5枚のスタジオ録音を残した。プロデュースはダンヒル・レコードのルー・アドラー。どのアルバムからもあの激動の時代を疑似体験できる。ママ・キャスことキャス・エリオットはその後ソロとして活動。ツアー中の1974年7月29日、32歳の若さで亡くなった。


サウンドトラック『41 Original Hits from the Soundtrack of American Graffiti』(1973)
その後のすべての青春/学園モノに多大な影響を与えた映画のサントラ盤。41曲の珠玉のオールディーズ・ナンバーを収録し、所々に伝説のDJウルフマン・ジャックによるあの独特の喋りが挿入される。1962年のカリフォルニアが舞台ということで、1950年代半ば〜60年代前半のヒット曲が満載。ビーチ・ボーイズでさえ新人だった頃のR&Rクラシックがずらりと並ぶ。映画から生まれた永遠の名盤。ウルフマンは1995年7月1日、57歳で亡くなった。
(こちらもお読みください)
アメリカン・グラフィティ~あの伝説のDJが流す41曲の珠玉のオールディーズ・ナンバー


アニマルズ『The Best of The Animals』(1966)
1964年の「The House of the Rising Sun」が米国でナンバーワン・ヒットとなり、ブリティッシュ・インヴェイジョンの看板になったアニマルズ。ストーンズらと並んでR&B/ブルーズ色の強いバンドだった。しかし、1966年に解散。ヴォーカルのエリック・バードンはバンドを新生させるが、ベーシストのチャス・チャンドラーはジミ・ヘンドリックスのマネージャーとなり、歴史的名盤となる最初のアルバム2枚をプロデュース。その後はスレイドのマネージャーや経営者として活動した。チャスは1996年7月17日、57歳で亡くなった。


スタン・ゲッツ/ジョアン・ジルベルト『Getz/Gilberto』(1964)
今年、2019年7月6日。ブラジルが世界に誇るギタリスト/歌手であり、ボサノヴァの創始者の一人でもあるジョアン・ジルベルトが88歳で亡くなった。1964年にジャズマンのスタン・ゲッツと組んで、本作『ゲッツ/ジルベルト』をリリース。アメリカでのボサノヴァ・ブームを確立した。ジョアンの妻アストラッド・ジルベルトが歌った「イパネマの娘」はあまりにも有名。これに魅了されたら、ぜひジョアンのソロ作へ。ポルトガル語で歌われるブラジルの本物のボサノヴァの扉を開けてみよう。

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