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ヘヴィメタルの閃光④〜スコーピオンズ/ヨーロッパほか

2019.07.31

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「TAP the COLOR」連載第374回〜BLUE〜

1970年代後半〜80年代前半、イギリスで起こったNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)をきっかけに世界へ広まった「ヘヴィメタル」。その後、70年代から活躍するハードロックバンドに加え、LAメタル、スラッシュ・メタル、ネオ・クラシカル・メタルなど様々なジャンルが確立。MTVや音楽雑誌を通じて数々の人気バンドやギターヒーローが誕生した。90年代のグランジ/オルタナ時代には時代遅れの対象にされるものの、ゼロ年代からは世代交代を経てシーンが再燃・活性化。音楽に限らず、映画やコミックやデザインなどポップカルチャーに与えた影響は計り知れない。アルバムジャケットに刻まれたバンドのロゴデザインにも注目してほしい。


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スコーピオンズ『Blackout』(1982)
1965年に結成され、1972年にアルバムデビューを果たした蠍団=スコーピオンズのスタジオ録音8作目は、NWOBHMの波に乗ってアメリカのマーケットでも成功を収めてアルバムチャートで10位を記録。翌年のUSフェスでの伝説的なステージも話題となった。印象的なジャケットの絵はウィーンの画家ゴットフリート・ヘルンヴァインによるもの。今やHR/HMの枠を超えたロックバンドとして君臨し続ける。


ヨーロッパ『The Final Countdown』(1986)
スウェーデン出身で北欧メタルを代表する存在のヨーロッパ。1983年にアルバムデビュー。同時期のボン・ジョヴィと同じく、日本で先行人気。そんな彼らが大化けしたのが3枚目の本作。誰もが一度は耳にしたことがあるはずのタイトル曲や「Carrie」が大ヒットした。メロディアスなヘヴィメタルは何度聴いても心地いい。一度は解散するものの復活。現在も活動中。

ヴァンデンバーグ『Heading for a Storm』(1983)
ギタリストのエイドリアン・ヴァンデンバーグを中心に結成されたオランダ出身のヴァンデンバーグ。1982年にデビューし、美形のギターヒーローの登場とヴァン・ヘイレンを彷彿とさせるバンド名で日本でも人気が出た。本作はセカンドで、英米のバンドにも醸し出せないサウンドが耳に残る。しかしバンドは短命に終わり、1986年に解散。エイドリアンはホワイトスネイクに引き抜かれた。

ブラック・アンド・ブルー『Black ‘n Blue』(1984)
このジャケットを見るだけで懐かしさを感じる人もいるはず。LAメタルシーンから登場したブラック・アンド・ブルーのデビュー作。「Hold On to 18」がスマッシュヒット。80年代は彼らのような新進気鋭のHR/HMバンドがチャンスを掴める時代だった。ちなみにギタリストのトミー・セイヤーはその後キッスに加入した。

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