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歌う女たち③〜ジョニ・ミッチェル/ミシェル・ブランチほか

2019.08.21

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「TAP the COLOR」連載第378回〜BLUE〜

ロック全盛期の1960〜70年代は、女性シンガー・ソングライターの存在はまだまだ希少であり、80年代のMTV時代では音楽性よりもそのヴィジュアル性に注目が集まっていた。しかし、90年代に入ると、女性アーティストの活躍が増し、様々な表情を持った歌い手や書き手が登場。時代を反映する存在として真の女性の時代に突入していく。

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ジョニ・ミッチェル『Blue』(1971)
すべての女性シンガー・ソングライターの中でも「一番の影響力を放つ」と表現しても過言ではない。そんなジョニの愛の物語を綴った名作中の名作。全編を通じて哀切甘美なムードが貫かれ、「A Case of You」など震える歌体験・全10曲。40年後に世界でベストセラー化するアデルの失恋アルバム『21』に与えたインスピレーションも計り知れない。


スティーヴィー・ニックス『Timespace: The Best of Stevie Nicks』(1991)
80年代に発表していずれも好評だった4枚のソロ作、『Bella Donna』(1981)『The Wild Heart』(1983)『Rock a Little』(1985)『The Other Side of the Mirror』(1989)からのヒット曲に、新曲を追加して構成されたスティーヴィー初ベスト。シングルカットされた「Sometimes It’s a Bitch」では曲作りにジョン・ボン・ジョヴィが参加。どこから入っても彼女の代表曲、世界観。そろそろ新作を出してほしい。

ミシェル・ブランチ『The Spirit Room』(2001)
日本の郊外でも撮れそうなジャケット写真がいつ見ても素晴らしい。ミシェル・ブランチ17歳のメジャーデビュー作。高校時代に親友と作った曲など物語性溢れる歌詞が印象的。「Everywhere」「You Get Me」「All You Wanted」「Goodbye to You」など名曲揃い。2017年に何と14年ぶりの『Hopeless Romantic』で復活を果たした。

マルティナ・マクブライド『Greatest Hits』(2001)
カントリー音楽界の女性スター歌手の一人、マルティナ。今までに放ったトップ10ヒットは20曲(うちナンバーワンは5曲)。本作はそんな彼女の魅力が詰まった最初のベスト盤。例えば「Where Would You Be」などにおける天まで昇っていくような伸びやかな歌唱で、マルティナのファンになる人は多い。

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