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カーティス・メイフィールドを偲んで〜ソウルミュージック史上最高の天才と言われた男の少年時代からソロデビューまでの足跡

2021.12.26

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1999年12月26日、ソウルミュージック史上最高の天才と言われたカーティス・メイフィールド(享年57)がジョージア州アトランタ郊外にあるロズウェルの病院で死去した。
死因について関係者からの直接的な発表はなかったが、晩年は健康状態がかなり悪化していたと言われている。
1990年、当時48歳だった彼はニューヨークでのコンサートのリハーサル中に照明機材の下敷きになるというアクシデントで、首から下がマヒする大怪我を負い、車椅子の生活を余儀なくされる。
病院の医師の話によれば、その後糖尿病の進行により亡くなる一年前には片足を切断する手術を受けていたという。


1942年、彼はイリノイ州シカゴで生まれた。
多くのソウル系アーテイストたちがそうであるように、彼も幼い頃から教会の聖歌隊で歌っていたという。
彼の祖母は教会の説教師でゴスペル歌手だったこともあり、彼にとって教会は音楽活動の原点となった。

「私は祖母の影響で7歳の頃からゴスペルに触れていたんだ。当初は従兄弟たちや伯父と一緒にザ・ノーザン・ジュビリーズという名前のグループで歌っていました。聖職者だった祖母は“トラヴェリング・ソウル”という名前で知られていました。幼い頃に教会で聴いた音楽や聖書の言葉は私の基礎となりました。」


母親はクラシックからR&Bにいたるまでありとあらゆる音楽を好む人で、彼はゴスペルだけではなく様々な音楽に触れながら成長してゆくこととなる。
学校に通うようになり、幼い頃から歌ってきたゴスペル(宗教音楽)と地元の仲間たちとR&B(世俗音楽)を同時進行で歌い始めた彼に、大きな転機が訪れることとなる。
1957年、15歳になった彼は聖歌隊で知り合い意気投合したジェリー・バトラーとインプレッションズを結成する。
ジェリー・バトラーを中心にカーティス・メイフィールド、サム・グッデン、リチャード・ブルックス、アーサー・ブルックスの5人組みのグループで、1958年に発表したデビュー・シングル「For Your Precious Love」がいきなり大ヒットし、当時の主流だったR&Bコーラスグループの中でも頭一つ抜けた存在となる。


この頃グループ内において彼は、リードのジェリー・バトラーを引き立てる黒子役で、それほど重要なポジションではなかった。
彼が存在感をあらわしてきたのは、グループの大黒柱だったジェリー・バトラーがソロとして独立してしまった1959年以降からのことだった。
一時はレコード会社から契約を断られるほどグループの人気は低迷してしまうが、作曲面において素晴らしい才能を発揮し始めた彼のおかげでインプレッションズは、再び上昇気流に乗り始める。
当時19歳だった彼をリードに据えた新生インプレッションズは、1961年に「Gypsy Woman」を発表し、全米シングルチャート20位、ブラックシングルチャート2位という好セールスを記録する。



その後、「It’s All Right」「Talking About My Baby」「I’m So Proud」「I’ve Been Trying」「Keep On Pushing」など次々とヒット曲をチャートに叩き込んだ彼らは、シカゴのみならず全米レベルでの人気コーラスグループとしての確固たる地位を築いていく。
そして1965年、23歳となった彼は一曲の名曲を書き上げる。
それは、黒人解放運動の強行派の中心人物だったマルコムXが暗殺され、ワシントンでべトナム戦争に反対する人々による反戦平和大行進が行われた年だった。
混乱の渦中にあったアメリカで、彼が紡いだ「People Get Ready」は、静かに人々の心に浸透していった…


みんな準備はできているかい
もうすぐ列車がやってくるよ
荷物なんかいらない 
乗り込めばいいのさ
必要なのは信じる心
そうすれば機関車のハミングが聞こえてくるよ
切符もいらないんだ
ただ神に感謝を捧げよう


1970年、彼はグループを脱退しソロ名義での活動をスタートさせるが、その後もインプレッションズのための楽曲提供やプロデュースを継続することとなる。
同年9月に発表したソロ1tsアルバム『Curtis』は、当時人気が高まっていたジェームス・ブラウンやスライ&ザ・ファミリーストーンからの影響を大きく受け、ファンク色の強い作風となっている。



1970年代、それはR&B界においてコーラスグループの時代からソロシンガーの時代へと移り変わってゆく過渡期だった。
マーヴィン・ゲイが名曲「What’s Going On」を発表し、ダニー・ハサウェイがデビュー作をリリースし、ロック界ではジミ・ヘンドリックスが一世を風靡し、前出のジェームス・ブラウンやスライ&ザ・ファミリーストーンがチャートを賑わせていた時期。
それは黒人アーティスト達が活躍した“ニュー・ソウルの時代”とも呼ばれ、彼が音楽家としての才能を爆発させた黄金期と重なってゆくのだった…





<引用元・参考文献『THE DIG presents シカゴ・ソウルfeaturing カーティス・メイフィールド』シンコー・ミュージックMOOK/シンコーミュージック>







こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。







『山部“YAMAZEN”善次郎×佐々木モトアキ ダブルネーム弾き語りTOUR “ちょっと長い関係の歌旅2022”】


1月15日(土)八幡DELSOL café
1月22日(土)福岡ROCK食堂(昼公演)
1月22日(土)福岡ROCK食堂2階Honey Bee(夜公演)
1月23日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
1月28日(金)東広島pasta amare 
1月29日(土)大阪 新世界ヤンチャーズ
1月30日(日)和歌山OLD TIME
2月5日(土)久留米 農と音2号店 
2月6日(日)佐賀 雷神 
2月18日(金)横浜THUMBS UP
2月19日(土)静岡・御前崎Cook House椿
2月20日(日)名古屋ROLLINGMAN
2月22日(火)金沢JealousGuy
2月23日(水・祝)新潟Mush
3月4日(金)沖縄・コザ CROSSOVER CAFE’ 614
3月5日(土)沖縄・那覇Drunk CINDERELLA
3月6日(日)沖縄・宮古島 雅歌小屋
3月19日(土)下北沢ニュー風知空知
3月20日(日)茨城・水戸Jazz Bar Bluemoods
3月21日(月・祝)埼玉・所沢MOJO
3月25日(金)広島LIVE café Jive
3月26日(土)岡山Desperado
3月27日(日)徳島Music Bar Ricky
4月15日(金)小郡ジラソーレ
4月16日(土)熊本八代7th chord 
4月17日(日)大牟田 陽炎
4月21日(木)仙台HIGHBURY
4月22日(金)福島Harvest
4月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC 
4月24日(日)秋田・湯沢BASEMENT
4月30日(土)福岡Bassic.(ライブ&スペシャルスライドショー)

↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12713121312.html






【歌ものがたり2022春〜雨ニモマケズ風ニモマケズ】


1月16日(日)長崎・思案橋ブラックリスト
2月8日(火)福岡・大牟田キャラクターBAR(調整中)
2月12日(土)東京・高円寺MOONSTOMP   
2月13日(土)埼玉・川越 大黒屋食堂  
2月26日(土)福岡・薬院 遊来友楽 
2月27日(日)北九州・黒崎 居酒屋 中村屋
3月12日(土)群馬・前橋 呑竜横丁  ※詳細未定
4月2日(土)兵庫・宝塚 ※会場・詳細未定
4月3日(日)京都・四条大宮高辻 夜想 ※詳細未定
4月9日(土)茨城・古河LIVESTATION ”L” ※詳細未定

↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
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佐々木モトアキの楽曲「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。

例えば執筆・編集のお仕事として、、、
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音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。


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090-2669-2666

【佐々木モトアキ プロフィール】
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【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
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