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サミー・デイヴィスJr.を偲んで〜片目を失った“史上最高のエンターテイナー”の生い立ちと、成功への軽やかなステップ

2021.05.16

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1990年5月16日、サミー・デイヴィスJr.は64歳でこの世を去った。
もともと葉巻を片手にステージに立つほどのヘヴィースモーカーだったことから喉頭癌を患い、ビバリーヒルズにある自宅で静かに人生の幕を降ろした…。
その亡骸はカリフォルニア州グレンデールにある墓地に埋葬された。


歌手であり、俳優であり、ダンサーでもあった彼は、死後何年経っても“史上最高のエンターテイナー”として世界中で愛され続けている。
1925年12月8日、彼はニューヨーク州のハーレム地区でアフリカ系アメリカ人の父とプエルトリコ系ユダヤ人の母の間に生まれた。
ボードビルショー巡業を生業とする一家のもとで育った彼は、幼少の頃から歌やダンスのレッスンを受け、3歳のときにはすでに舞台に立っていたという。
旅回りが多く、学校に通うこともできなかった彼は、通信教育で高校卒業資格を取得する。



「俺のようなチビの鼻まがりのニグロとユダヤの混血には、これ以下ということがないんだ。だから、いつだって俺は昇り坂さ。」

ユダヤ系の血も引く黒人だった彼は、小柄で痩せていて、特にスタイルが良いわけでもなく、けっして美男とは言いがたい容姿だった。
黒人やユダヤ人への人種差別が蔓延していた当時のアメリカの社会において、彼もまたその被害者の一人だった。
19歳で徴兵されアメリカ陸軍に入隊した彼は、第二次世界大戦に一兵卒として参戦したものの、その経歴から最前線の兵士としてではなく、兵士向けのショーなどを行う慰問部隊に配属される。
除隊後すぐにショービジネス界に戻り人気を集めてゆく。
そして1954年、彼は28歳の時に高速道路で交通事故に遭い左目を失明する。
しかし、そんな怪我を物ともせずに同年に初のレコードデビューを果たす。
そのエンターテイメント性と音楽的才能が幅広い層から高い評価を受けて、彼はスターへの階段をいっきに駆け上ってゆく。
空洞だった左目にはアイパッチをつけて活動を続け、その姿も一時は彼のトレードマークとなる。 
1956年、30歳でミュージカル『ミスター・ワンダフル』の主演でブロードウェイデビューを果たす。
さらに翌年には映画『ポーギーとベス』でハリウッドデビューも果たし、1960年に『オーシャンと11人の仲間』で、フランク・シナトラやディーン・マーチンといった当時の大スターと共演するまでとなる。
特にシナトラとは大親友になり、以後生涯に渡って“シナトラファミリー”の一員としてステージや映画での仕事をしてゆくこととなる。
後に彼が義眼を入れるようになったのは、イタリア移民の子として、サミーと同じく差別を受けて育ったシナトラの助言からだったという。
歌だけでなく、その抜群のリズム感を生かしたタップダンス、またシナトラからマイケル・ジャクソンまで、世代やジャンルを超えた歌手やエンターテイナーのモノマネ芸も得意とし高い人気を得た。
1963年に初来日して以降、シナトラやライザ・ミネリとの共演を含め、生涯を通じて数回の来日公演を行った他、1973年に放映されカンヌ国際広告祭でグランプリを受賞したサントリーホワイトのテレビCM出演を通じて、お茶の間でもおなじみの顔となった。


彼は、その卓越した芸とダンスと歌の力によって、アメリカの人種差別社会の常識を変えてしまったのだ。
テレビや映画では、黒人は召使い役などしか与えられていなかった当時にあって、黒人で初めてテレビドラマの主役となり、高い視聴率を得たのは彼が初めてだったという。
ステージの上で彼は自分の曲がった鼻を指で持ち上げて「殴られ何度も折られて、上を向かなくなったよ。」とジョークのように語ったという。
そんな彼が40代からこの世を去るまでの約20年間、ステージで大切に歌った“一曲”がある。
その曲の名は『Mr.ボー・ジャングルス』。
後編の②では、サミー・デイヴィスJr.とこの名曲の物語をご紹介します。


↓こちらも併せて是非お読み下さい♪
【“史上最高のエンターテイナー”がステージで歌い続けた落ちぶれた男の歌】
http://www.tapthepop.net/day/45582



こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。





【佐々木モトアキ独り唄いTOUR“歌ものがたり2021”春夏】


5月1日(土)岡山Desperado 
5月2日(日)島根(出雲)Bar Soul  
5月3日(月・祝)鳥取(米子)シンワンメイク
5月4日(火・祝)昼-鳥取(米子)スナックCandy  
5月4日(火・祝)夜-鳥取(米子)押口ガレージ
5月8日(土)山口(下関)T-Gumbo 
5月16日(日)茨城(水戸)音食座敷 開化亭
5月29日(土)兵庫(宝塚)IL grazie
5月30(日)八幡DELSOL café
6月5日(土)広島OK鉄板
6月6日(日)佐賀LIVE BAR雷神 
6月12日(土)埼玉(新座)エアストリームカフェ
6月13日(日)新潟(三条)Gallery Bar Veronica 
6月25日(金)群馬(前橋)Cool Fool 
6月26日(土)東京(高円寺)MOONSTOMP
6月27日(日)埼玉(川越)大黒屋食堂  
7月3日(土)田川Diamond Moon
7月4日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
7月6日(火)福岡(薬院)遊来友楽 
7月10日(土)熊本(八代)bar 7th chord
7月11日(日)山口(柳井)みんなの広場 Live Village 
7月16日(金)蒲郡Chot Bar VOODOO LOUNGE
7月17日(土)名古屋 喫茶ニューポピー 
7月18日(日)浜松(弁天島)LIVE & DISCOマルガリータ 
7月24日(土)群馬(渋川)Casa Midori 
7月29日(木)仙台 ホームラン酒場
7月30日(金)岩手(宮古)カントリーズcafe
7月31日(土)岩手(二戸)HOUSE OF PICNIC 
8月1日(日)秋田(能代)ハックルベリー 
8月3日(火)小郡 ジラソーレ 
8月7日(土)群馬(下仁田)otenki食堂
8月21日(土)久留米 農と音
8月22日(日)山口(萩)玉ネギ畑  
8月23日(月)東広島pasta amare
8月27日(金)福岡 Bassic. 
8月28日(土)LIVE BAR雷神
8月29日(日)大牟田 陽炎


↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12660274732.html




新作ミニアルバム『You』のタイトルナンバー「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。

例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。


音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒︎
お気軽にご依頼のご相談・ご連絡ください♪
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【佐々木モトアキ プロフィール】
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【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
http://www.tapthepop.net/author/sasaki

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