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TAP the DAY

11月7日 天国の越路吹雪に贈る、愛にあふれたメッセージ

2013.11.07

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越路吹雪──宝塚歌劇団の男役として戦中から戦後にかけて活躍後、女優として映画やテレビ、ミュージカルの分野で日本のエンターテイメント界を牽引し続けた昭和の大スター。
歌手としてもエディット・ピアフの「愛の讃歌」やアダモの「サン・トワ・マミー」を筆頭に、フランスのシャンソンを日本語で歌って定着させたことで知られている。

現役の大スターのまま、越路が56歳で燃え尽きるように亡くなったのが33年前の今日、11月7日のことだった。

その越路と15歳の時に出会って以来、終生にわたって深い信頼関係で結ばれて、最期までマネージャーとして支えていたのが岩谷時子である。
作詞家としても昭和の歌謡史に残る名曲やスタンダードの数々を生み出し、「恋のバカンス」や「いいじゃないの幸せならば」では、日本の女性の生き方にまで大きな影響を与えた。

作詞家となるきっかけとなったのは、宝塚歌劇団を退団した越路がシャンソンを題材にしたレビュー、『巴里(パリ)の唄』の舞台でトリを務める大役に抜擢されたことだった。
その時に越路が歌いたいと選んだエディット・ピアフの「愛の讃歌」に、日本語の歌詞を書いたことから岩谷は座付き作家の道を歩むことになった。

そこからは今もなお数多くの歌手によって歌い継がれている、不朽の名曲の数々が誕生した。

越路が亡くなって2年後。

岩谷は天国の越路吹雪に向けて「眠られぬ夜の長恨歌」を書いている。

そこは住みよい処だろうか
越路吹雪よ
あなたとの別れは
あまりにも早すぎ
私が希望を探すには
おそすぎた
越路吹雪よ
越路吹雪よ
逢いに行ってはいけないか
越路吹雪よ…


その岩谷も去る10月27日、97歳で生涯を終えて天国へと旅立った。

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