「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the DAY

いとしのエリー〜桑田佳祐が至上の愛を歌い捧げた“エリー”の正体とは!?

2017.03.25

Pocket
LINEで送る


泣かした事もある 冷たくしてもなお
よりそう気持ちが あればいいのさ
俺にしてみりゃ これで最後のlady
エリー my love so sweet



「いとしのエリー」は、サザンオールスターズの3枚目のシングルとして1979年3月25日にリリースされた。
1983年よりTBS系の人気ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の主題歌として起用され、ドラマには様々なサザンの楽曲がBGMや挿入歌として使われており、1997年の完結に至るまでシリーズを通して“物語のデーマソング”として愛されることとなった。
発売当初、この曲はオリコンチャートでは1位にならなかったが、「涙のキッス」(1992年の31thシングル)が大ヒットするまでのサザンの歴代シングル売上げでは1位をキープし続けた楽曲である。


桑田佳祐は原由子と結婚する前に一度別れることとなった。
しかし、程なくして「やはり自分には彼女しかいない」と悟り、原への「ごめんなさい」の気持ちを込めてこの歌を作曲したと言われている。
原の著書『娘心にブルースを』によると、彼女は1979年に桑田佳祐からプロポーズを受けたという。
その数日後、桑田は原に完成したばかりの「いとしのエリー」を聴かせて愛を語ったというエピソードが綴られている。
では、諸説ある“エリー”の正体とはいったい誰のことなのか?
一説によると桑田が敬愛し、原と思い出を共有するエリック・クラプトンをイメージした曲であり、完成前の曲の仮のタイトルは「心に翼を持つ男」だったということから“エリック”を略名にしたものだという。
また、桑田の実姉が名がエリコ(岩本えり子)であることから、歌詞には姉への想いが込められているのではないか?とする説もあった。
しかし、桑田本人がラジオ番組でこの件に触れ「どちらの説も当時のインタビュー等で適当に語ったものだ」と話し、真相は“エリー”という言葉の響きの良さから決めたものだと明かしたという。
同曲はレイ・チャールズやボーイズ・Ⅱメンなどもカヴァーし、国外でも愛される日本を代表する名曲となった。





Pocket
LINEで送る

あなたにおすすめ

関連するコラム

[TAP the DAY]の最新コラム

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ