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ロニー・レーンを偲んで〜琴線に触れる“ロッキンフォーク”を紡いだ男の功績と足跡

2020.06.04

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1997年6月4日、アメリカ合衆国コロラド州ラスアニマス郡にあるトリニダードという小さな街で一人の才能豊かなミュージシャンがこの世を去った。
彼の名はロニー・レーン。
イギリス出身の彼は、スモール・フェイセズ、そしてフェイセスのメンバーとして活躍したことで知られた男だ。
バンド時代はベーシストとしてのイメージが強いのだが、作曲家、クリエイターとしてのセンスは秀逸だった。
彼自身決してメジャーな存在ではなかったが、ロン・ウッドやクラプトンを始めとする一流ミュージシャンとの交友が深かったことでも知られている。
また、ポール・ウェラー、クラッシュのミック・ジョーンズ、セックス・ピストルズのグレン・マトロック、バズコックスのスティーヴ・ディグル、オーシャン・カラー・シーン、ミッジ・ユーロなど彼から影響を受けたミュージシャンも多い。

1973年、彼は27歳の時に人気絶頂だったフェイセズを脱退する。
後に結成したスリム・チャンス(ロニー・レーン&スリム・チャンス)では、曲芸師やダンサーなどを引き連れて、トレーラーに乗ってまるでサーカスの一団のように英国中を旅していた。
彼は移動式のレコーディングユニットを実用化して、ローリング・ストーンズなどに貸し出していたという。
後にストーンズも同様のスタジオを所有するようになるのだが、そのアイデアは彼の発想から生まれたものだった。
また、スリム・チャンスでの活動の他にも1976年から1977年にかけてロン・ウッドやザ・フーのピート・タウンゼントらとそれぞれ共作アルバムを発表したりもしている。


彼が創り出す音楽の特徴を、当時ある音楽媒体の関係者が“ロッキンフォーク”と言い表したという。
ジャンルとしてはロックの部類なのだが、彼の作品にはマンドリンやらアコーディオンやらフィドルなどの楽器が頻繁に登場し、どこか懐かしい耳触りで、琴線に触れるのだ。
バンド時代のボーカリストだったスティーヴ・マリオットやロッド・スチュワートのような圧倒的な存在感はないのだけれど、素朴で親しみ溢れる“味のある”歌声が特徴だった。



派手さはなかったものの、着実にキャリアを重ねていた矢先…31歳を迎えた1977年に、彼は多発性硬化症という病気を発症する。
徐々に運動麻痺を併発するようになり…音楽活動を続けるには困難な状況となる。
1980年代にはアメリカに移り住み治療を続け、一時は活動を再開して44歳の頃(1990年)には日本公演@川崎クラブチッタも実現させている。
来日公演から7年後の1997年6月4日、アメリカ合衆国コロラド州ラスアニマス郡にあるトリニダードという小さな街で彼は51歳で永眠した…。





こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。


新作ミニアルバム『You』のタイトルナンバー「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。

「どんなに離れていても 何度生まれ変わっても 僕らは巡り逢う」

2020年4月22日リリース!!!
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12572525158.html

唄うたい佐々木モトアキの新曲「You」、山善の秀作「一本の赤い薔薇」のカヴァーを含む珠玉の作品集。
遠く離れて暮らす大切な人、男の友情、忘れられない場面、誰かの溜め息、出逢えた奇蹟、長く曲がりくねった道、喜びと悲しみ…どうしようもないこと。
7篇の歌物語に心を重ねて、あなたの大切な人(You)の名前を呼んでみてください。

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