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ティム・バックリィを偲んで〜“フォーク界のカルト的ヒーロー”と呼ばれた男の足跡と功績

2021.06.29

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1975年6月29日、米国カリフォルニア州サンタモニカで“フォーク界のカルト的ヒーロー”と呼ばれた男が28歳という若さでこの世を去った。
死因はアルコール及びヘロインの過剰摂取だったと言われている。
彼の名はティム・バックリィ。
フォーク、ロック、ジャズ、そしてサイケデリックまでを取り入れた幅広いサウンドで、後のミュージックシーンにも大きな影響を与えた存在である。


その死から17年後…1992年、彼のトリビュートコンサートに、最初の妻との間の息子であるジェフ・バックリー(当時25歳)が出演した。
ジェフはその公演での演奏をきっかけにレコードデビューを果たす。
しかし…オリジナルアルバムを1枚リリースしただけで、ジェフは水難事故により急死してしまう。
ジェフもまた父親と同じく30歳という若さでの死だった。
夭折したジムへの注目と共に、父ティムへの再評価の機運が高まってゆく。
本人達がこの世にいないにも関わらず、バックリー親子が遺した足跡(作品)は今も多くの音楽ファンを魅了し続けているのだ。
UKインディーズシーンの“良心”とも言うべきレーベル4ADのディス・モータル・コイルが1983年にティムの楽曲「Song To The Siren」をカヴァーし、スマッシュヒットを記録。
後(1997年)に、このカヴァーがデヴィッド・リンチ監督の映画『Lost Highway』で使われたことで、ティムの名が次世代にも広く知られることとなる。
2006年、オーストラリア映画『Candy』では、同曲のオリジナルヴァージョンが挿入歌として使用され話題となる。



時代がサイケデリック最盛期を迎えていた1967年、ビートルズが『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』を発表。
同年、ティムは2ndアルバム『Goodbye And Hello』を完成させる。
収録された全10曲には、孤独で、寂しくて…どこか人を信じる事が出来ないティムのパーソナリティが散りばめられている。
反戦への思いを込めた爆発音から始まる本作は「Summer in the City」や「Do You Believe in Magic(魔法を信じるかい?)」の大ヒットで知られるラヴィン・スプーンフルのジェリー・イースターがプロデュースを担当。
多用されたストリングスやティム自身による12弦ギターの響きは、アメリカというよりも英国的な雰囲気を醸し出していた。
ティムのソングライティングのパートナーだった詩人ラリー・ベケットによる時代の変革を掲げる歌詞は、当時のアメリカの若者たちの気持ちを代弁していたという。



本作の最後を飾る「Morning Glory」では、抑制の効いた演奏と共に聖歌隊のようなコーラスがティムの歌声を包み込み、最高傑作と言われるアルバムのラストに相応しい世界観を堪能することができる。


同作はビルボード誌が発表したチャートでも高く評価され、表題曲「Goodbye And Hello」は、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズのデビュー作『Child Is Father To The Man(子供は人類の父である)』(1968年)や、フェアポート・コンヴェンション、イアン・マシューズによってカヴァーされた。
カヴァーといえば、彼が1973年に発表したアルバム『Sefronia』に収録した、トム・ウェイツの楽曲「Martha」のカヴァーは、オリジナルと甲乙つけがたいほど秀逸だ。
当時まだデビューしたばかりだったトムが、このカヴァーに対してどんな感想を持っていたのか?(あの皮肉まじりの口調で)是非聞いてみたいものだ。







こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。





【佐々木モトアキ独り唄いTOUR“歌ものがたり2021”春夏】


7月3日(土)田川Diamond Moon
7月4日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
7月6日(火)福岡(薬院)遊来友楽 
7月10日(土)熊本(八代)bar 7th chord
7月11日(日)福岡(みやま)柿原酒店
7月16日(金)蒲郡Chot Bar VOODOO LOUNGE
7月17日(土)名古屋 喫茶ニューポピー 
7月18日(日)浜松(弁天島)LIVE & DISCOマルガリータ 
7月24日(土)群馬(渋川)Casa Midori 
7月29日(木)仙台 ホームラン酒場
7月30日(金)岩手(宮古)カントリーズcafe
7月31日(土)岩手(二戸)HOUSE OF PICNIC 
8月1日(日)秋田(能代)ハックルベリー 
8月3日(火)小郡 ジラソーレ 
8月7日(土)群馬(下仁田)otenki食堂
8月21日(土)久留米 農と音
8月22日(日)山口(萩)玉ネギ畑  
8月23日(月)東広島pasta amare
8月27日(金)福岡 Bassic. 
8月28日(土)LIVE BAR雷神
8月29日(日)大牟田 陽炎


↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12660274732.html




新作ミニアルバム『You』のタイトルナンバー「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。

例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。


音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒︎
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【佐々木モトアキ プロフィール】
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