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グレン・キャンベルを偲んで〜ポップスとカントリーの垣根を超越した伝説のミュージシャン

2019.08.08

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グレン・キャンベルのドキュメンタリー映画『アルツハイマーと僕〜グレン・キャンベル音楽の奇跡〜』公開決定!!!
http://wowowent.jp/illbeme/#home


2017年8月8日、テネシー州ナッシュビルの医療施設でグレン・キャンベルが死去した。
翌日、彼の妻キム・ウーレンは次のような声明を発表した。

「非常に残念ですが、グレン・トラヴィス・キャンベルが享年81歳で死去したことをお伝えします。彼は最愛の夫であり、父親であり、祖父であり、伝説的なシンガー、そしてギタリストでした。彼はアルツハイマー病との長く勇敢な闘いを終えたのです。」


グレン・キャンベルといえば、約50年以上にも及ぶキャリアの中で「Rhinestone Cowboy」「Wichita Lineman」「By The Time I Get Phoenix(恋はフェニックス)」などをはじめ、全米チャートのトップ40に21曲ものヒットソングを送り込んだ音楽家である。
現在までに全世界で4500万枚の売り上げを記録しており、1968年にはザ・ビートルズを凌ぐ売上を記録し、同年のCMA最高賞エンターテイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2000年、2004年、2008年のグラミー殿堂賞を受賞し、2012年にはグラミー特別功労賞を受賞しており、さらに2005年には“カントリーミュージックの殿堂”において殿堂入りを果たしている。
また俳優として活躍した時期もあり、ジョン・ウェインが映画『True Grit(勇気ある追跡)』(1969年)に彼を出演させた際には、ゴールデングローブ賞新人賞にノミネートされている。
1980年(当時44歳)、クリント・イーストウッド主演の映画『Any which Way You can(ダーティファイター燃えよ鉄拳)』でタイトル曲を歌いカメオ出演し話題となった。
1991年(当時55歳)には、ドン・ブルース監督の映画『Rock-A-Doodle 』でエルヴィス・プレスリーに声が似た主役の雄鶏シャンティクリア役の声を担当した。





1936年4月22日、彼はアーカンソー州ディライトの近くのビルズタウンという町で12人兄弟姉妹の第7子として生まれた。
父親はスコットランド系の小作人だったという。
4歳から叔父の手ほどきを受けてギターを弾き始める。
10代の頃に実家を出た彼は、ニューメキシコ州アルバカーキで叔父のバンドであるディック・ビルズ&サンディア・マウンテン・ボーイズに参加。
23歳でロサンゼルスに移り、後のレッキング・クルーとなるグループに参加し、本格的にセッションミュージシャン(ギタリスト)としてのキャリアをスタートさせる。
ビーチ・ボーイズの名盤『Pet Sounds』を始め、フランク・シナトラ、エルヴィス・プレスリー、ディーン・マーティン、ナット・キング・コール、モンキーズ、マール・ハガードなどのアルバムに参加し、フィル・スペクターの代名詞とも言える“ウォール・オブ・サウンド”では重要な一翼を担った。
1961年、25歳になった彼は、エディ・コクランの相棒(共同作曲者)としても知られるジェリー・ケープハートの楽曲「Turn Around, Look At Me(ふりかえった恋)」を初めて自身の名義でリリースする。
1964年12月から1965年3月上旬、彼はザ・ビーチ・ボーイズのツアーに参加。
同バンドの11theアルバム『Pet Sounds』などのレコーディングにギタリストとして参加し、ツアーのステージではベースおよびファルセットのハーモニーを担当し、その多彩な才能を発揮している。
その後、コンスタントにソロ名義での作品を発表しながらキャリアを重ねてゆくも…大きなヒットに恵まれることはなかった。
ソロ歌手としてようやく日の目を見たのは1967年(当時31歳)だった。
ジョン・ハートフォードの楽曲「Gentle On My Mind」とジミー・ウェッブの楽曲「By The Time I Get To Phoenix(恋はフェニックス)」をカヴァーしたシングルがビルボードのカントリーチャートで2位を記録。
翌年のグラミー賞においてキャンベルは最優秀男性歌手賞と最優秀現代男性ソロ歌手賞を受賞することとなった。
これをきっかけに彼はジミー・ウェッブとの関係を深めてゆき、1968年には「Wichita Lineman」で初の全米トップ10入りを果たし、その人気を不動のものとしてゆく…



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