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TAP the POPが選んだ 2010年代のベスト・アルバム50(1)

2014.11.01

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早くも折り返し地点が見えてきた2010年代──世界中でさまざまな事件や出来事が起こり、社会情勢は目まぐるしく変わっていき、メディアのあり方も変容してきたこの数年間。ミュージシャンたちはそれでも果敢に作品を発表し続けてきました。

そこで、TAP the POP1周年記念の特別企画として、2010年〜2014年までに発表されたアルバムの中から、TAP the POPレギュラー執筆陣が独断で選んだ「ベスト・アルバム50選」を5週(11月毎週土曜)に渡って紹介していきます。どれもTAP the POP読者なら気に入っていただける作品ばかり! 異論・反論はいろいろありましょうが、どうぞ気軽にご覧ください。

*発表月の古いものから掲載しています。(作品に順位は付けていません)

01

2010

『The Suburbs』

アーケイド・ファイア

カナダの大所帯バンド3作目。「郊外」テーマに、メランコリックな感情を重層的なサウンドで物語のように描く。(宮内 健)


02

2010

『Teenage Dream』

ケイティ・ペリー

ポップスターの新女王となった作品。本作からシングル5作連続1位という大記録を達成。マストアイテム。(中野充浩)

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03

2010

『Wake Up!』

ジョン・レジェンド&ザ・ルーツ

60~70年代のメッセージ性の強いソウル・ミュージックをカバー。きな臭い空気が蔓延する今、過去の想いはどう響くのか。(宮内)


04

2010

『ないものねだりのデッドヒート』

EGO-WRAPPIN’

ルーツを見据えながら、予想を鮮やかに裏切る冒険を続けてきた彼らの、通算7枚目。現在進行形のニューウェイヴ。(宮内健)



05

2010

『The Age Of Adz』

スフィアン・スティーヴィンス

アメリカの歴史や文化、音楽の変遷を広く捉えながら、風刺的な作品を発表してきたSSW。ポップであるが根深い混沌が窺える。(宮内健)



06

2010

『Long Good- bye』

浅川マキ

亡くなった年に発表されたベストアルバム。初CD化音源10曲含む。田村仁氏による32ページの写真集付き。(佐々木モトアキ)

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07

2010

『Born Free』

キッド・ロック

ヒップホップとサザン・ロックを繋ぐ男。混沌とするアメリカ大陸の現在の音を届けてくれた。自由であれ。(中野充浩)

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08

2011

『Barton Hollow』

ザ・シヴィル・ウォーズ

男女ふたり組のインディーフォーク・デュオ。2012年のグラミーで二賞を獲るも、突然姿を消してしまい、惜しさが残る。(長澤潔)


09

2011

『Small Source of Comfort』

ブルース・コバーン

世界の有り様や人々の心の動きについて、独自の視点と実体験に基づいて歌を紡ぐ本物のアーティスト。(佐々木モトアキ)

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10

2011

『In Your Dreams』

スティーヴィー・ニックス

10年ぶりの新作に歓喜した。デイヴ・スチュワートがプロデュース。今年はマックの再結成ツアーも話題に。(中野充浩)

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*次回は11枚目〜20枚目のセレクトをお届けします。(11月中 毎週土曜日に更新)

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