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最新の技術を活用して新曲を唄った”美空ひばりAI”を支えているのは「VOCALOID」を開発してきたヤマハの技術

2019.10.04

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IT・ネットの最新事情を伝える「ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン」に、NHKスペシャルでオンエアされた美空ひばりのAIに関するニュースが掲載された。(2019年09月30日17時27分)https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/02/news076.html


ヤマハは9月29日、NHK総合で放送されたドキュメンタリー番組「NHKスペシャル AIでよみがえる 美空ひばり」の中で、AIの技術を活用して再現した美空ひばりさんの新規音声を披露した。

「本当にすごい」「感動してしまった」――9月29日にNHK総合で放送されたドキュメンタリー番組「NHKスペシャル AIでよみがえる 美空ひばり」に対し、Twitter上では絶賛する声が上がっている。


番組の最後に書き下ろされた新曲の「あれから」が披露されると、それを聴いた関係者やファンの大多数が、スタジオで涙を流すシーンが流れた。
確かにTwitter上で見る限りにおいては、そのことに感銘を受けたと語る若い人の声がかなり多かった。


美空ひばりは1989年に昭和が終焉した直後に亡くなっているが、それから30年もの月日が経過した今でも、まだまだ現役感が十分にあるスターだ。

昭和を代表する歌手としてメディアで取り上げられる機会が多いだけでなく、過去にレコーディングされた楽曲がさまざまに歌い継がれているし、それらが新譜としてCDでも発売されているのである。
今年の生誕記念日には、こんなニュースも流れてきた。


今回のNHKスペシャルで取り上げられたように、美空ひばりの歌い方や話し方の癖を再現できる音声合成システムを作ったのは、「VOCALOID」を開発してきたヤマハである。
「ITmedia NEWS」によれば番組を見た人からの反応は、「まるで本物のようだ」と再現度に驚く声もある一方で、「子音が弱い」「声質が機械っぽい」など、技術面に対する厳しい評価もあったという。

そもそも15年以上も前から歌声合成ソフトウェア「VOCALOID」を開発してきたヤマハが、亡くなってから30年もの時間が経たった美空ひばりの新曲を作るため、いったいどのような開発と工夫を重ねてきたのか?


オンエアされた番組の中では具体的な作業の様子とともに、要所々々にヤマハの技術者の声が紹介されていた。
今回のために新しく開発したシステムでは、複数の学習モデルを組み合わせて、歌声を合成する方法がとられたという。

与えられた楽譜を読み込んで、音程を決めるモデルや発音のタイミングを決めるモデルといった歌声の特徴を作るものと、それらを組み合わせてコントロールするモデルや、最終的な波形を合成するモデルなどを段階的に使っていく。

それは開発中のディープラーニング(深層学習)技術を活用した歌声合成技術によるもので、これまで「VOCALOID」で使われていた「素片接続」とは大きく異なるらしい。

名前は「VOCALOID AI」とついているが、現状は研究段階で、製品としてAIを使った歌声合成システムを適用するかどうかはまだ決まっていないそうだが、人の社会に役立つことを期待したい。


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