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ライオンは寝ている〜南アフリカ・ズールー族に伝わる古い民謡が突然変異!?を遂げて全米1位となった

2017.10.29

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大きな大きなジャングルで
今夜ライオンは眠っている
大きな大きなジャングルで
今夜ライオン 眠っている

平和なこの村の近くで
今夜ライオンは眠っている
平和なこの村の近くで
今夜ライオンは眠っている

静かにしていなさい 怖がらないで
今夜ライオンは眠っている
静かにしていなさい 怖がらないで
今夜ライオンは眠っている


この「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」は、現在の南アフリカに起源を持つ歌だといわれている。
1961年にニューヨーク・ブルックリン出身の男性ドゥーワップグループのザ・トーケンズが取り上げたことによって全米1位に輝き、以降、世界中で愛される歌となった。
1939年にソロモン・リンダという南アフリカの歌手が作曲したもので、もともとは「Mbube(ム・ブーベ)」というタイトルだった。
彼のルーツでもあるズールー族に伝わる古い民謡がベースになっているという。
ム・ブーベとはズールー語でライオンを意味する言葉で、当時この歌は歌詞無しのアカペラ形式の曲だった。
1952年には米国フォーク界の巨匠ピート・シーガー率いるザ・ウィーバーズが英語の歌詞を付けて「Wimoweh(ウィモゥエ)」という別タイトルで発表し、全米14位を獲得している。


ピート・シーガーはこの曲の意味について、ズールー王国の最後の王シャカをライオンにみたてて、ヨーロッパがアフリカで植民地政策を進めたときの様子が歌われていると述べている。
別の説では、ソロモン・リンダが若い頃にライオンの子供を殺した話が元になっているとも言われているが…真相は謎のままである。
一度聴いたら耳からはなれないユニークなコーラス&メロディーと、比喩とユーモアに富んだ興味深い歌詞がイマジネーションを刺激し…太古の時代に生きた我々の先祖の姿を思い浮かべずにはいられない。

平和なこの村の近くで
今夜ライオンは眠っている
平和なこの村の近くで
今夜ライオンは眠っている


<参考文献『ロック&ポップス名曲徹底ガイド①』音楽出版社>

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