ディーゼル・アンというガレージロック・バンドで活動していたギター／ヴォーカルのイトウタエコと、COOL WISE MANというスカ・バンドで活動するベースの篠田智仁による、ブルース・デュオ。一度耳にすれば忘れないハスキー・ヴォイスと直情的なギターが胸に迫るT字路sの音楽は、乾いた情景描写で今を生きる人々の機微を描いていく。

また、ダウンタウンブギウギバンドや浅川マキ、ストリート・スライダースなどのカバーでも、原曲を凌駕するほどのオリジナリティをみせる。2013年6月に発表された最新ミニ・アルバム『これさえあれば』では、オリジナル曲に加え、ベッシー・スミス「電気椅子（Send Me To The ‘Lectric Chair）」や、震災後に復興を祈念する曲として多くのミュージシャンが取り上げた、カンザスシティバンド「新しい町」のカヴァーも収録。全国各地をツアーし、その強烈な歌でファン層を広げている。

T字路s『これさえあれば』

Galactic

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