「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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黒人の“ブルース”に呼応したアイルランド系移民の“ハイロンサム”

“約束の地”アメリカに辿り着いたアイルランド系移民の夢と現実 広大なアメリカ大陸の音楽を見渡す時、アイルランド系移民の存在を避けて通ることはできない。その果たし…

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ヴァン・モリソン〜奇蹟を起こす人

スタジオは奇蹟を起こすための場所なんだ。だから、それが出来ないときは行かない。 こう語るヴァン・モリソンの言葉に、若い頃ひどく感銘を受けた。 後に彼のエンジニア…

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リアム・オ・メンリィ〜本能のままに

リアム・オ・メンリィは、ホットハウス・フラワーズのリード・シンガー。 本能のままに生きる人、そして音のケダモノ、音獣。 初めて彼らの音楽を聴いたのは、90年代の…

Extra便

内田裕也がカヴァーしたレイ・チャールズの「ワット・アイ・セイ」~精神はロックそのものだが意外に穏やかな歌声

これは今年の3月17日に亡くなった内田裕也氏のツイッターに書いてあった自己紹介である。(2019年11月19日現在) My name is Yuya Uchid…

Extra便

内田裕也語録その2~「世界中の良いものを取って、テメエらにあわせなくちゃ…。でもそこから本物が生まれる時がある」

99人の著名人について内田裕也が語ったコメントをいくつか、1976年に出た最初の単行本「俺はロッキンローラー」から紹介したい。 ベンチャーズ ビジネスと音楽は別…

Extra便

内田裕也語録その3~「男としていちばん輝いてる10年間は人のために尽くしました」

内田裕也が1976年に出した初の単行本「俺はロッキンローラー」には、子どもの頃に思っていた「カッコイイニイチャン」になりたいという、素朴な憧れが語られている。 …

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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ〜キューバの老ミュージシャンたちを蘇らせた二人の男の旅路

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(BUENA VISTA SOCIAL CLUB/1999) ライは常にハバナのことを考えているようだった。懐かしそうな表情…

Extra便

ライ・クーダーという風景〜スライドギターの旅愁

ライ・クーダーが奏でた音楽の風景 そのギター弾きは、ずっと風景の中に生きてきた。 デビュー以来、彼は一貫して商業主義に惑わされることのない不屈の音楽を録音し、人…

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レスター・ヤング 27歳〜ビリー・ホリデイとの出会い、死が二人を分かつまで続いたプラトニックな関係

1937年、レスター・ヤングは27歳の時にビリー・ホリデイ(21歳)と出会う。 彼が当時在籍していた“カウント・ベイシー・オーケストラ”に、彼女もたびたび参加す…

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カリフォルニア・ドリーミング〜“夢の終わり”を象徴していた隠れた名作

『カリフォルニア・ドリーミング』(California Dreaming/1979) かつて“約束の地”としてのカリフォルニアを背負っていた二つの都市、サンフラ…

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ニュー・ジャック・シティ〜蔓延するドラッグ問題に切り込んだブラック・ムービーの傑作

『ニュー・ジャック・シティ』(New Jack City/1991) 失業者の数が急増……先月は20万人が職を失いました……生活困窮者の数が200万人に……現在…

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白いドレスの女〜一度観たら忘れられなくなるフィルム・ノワールの傑作

『白いドレスの女』(BODY HEAT/1981) 1940〜50年代には低予算で退廃的な犯罪映画が作られていたが、それらは「フィルム・ノワール」と呼ばれるよう…

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