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ランブリン・マン~歌の世界に登場するワルな親父

2017.06.15

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街では「父の日」という文字列を見かけるようになった。
そういえば、アップル社からも『父の日にipadはどうですか』なんていうメールが届いていたっけ。
そして世の中では「育メン」ブームだったりもする。

だが。。。である。

ジョニー・キャッシュの「スーという名の少年」は別格としても、歌の世界では、親父は悪いくらいが格好いい。
デュアン・オールマンの死を乗り越えて、オールマン・ブラザーズ・バンドが1973年に放ったヒット曲「ランブリン・マン」もそんな1曲だ。

曲の作者であり、ボーカルも担当したディッキー・ベッツは、ハンク・ウィリアムスの「ランブリン・マン」の世界観を下敷きに、この曲を書き上げた。
ハンクの「ランブリン・マン」は列車の汽笛を聞くと、いてもたってもいられず、荷物をまとめて次の町へ旅立つ男の歌だが、ディッキーが書いた「ランブリン・マン」は根無し草のギャンブラーを親父にもった主人公の歌だ。

そして俺はハイウェイ41を走ってる
グレイハウンドバスの中で生まれたのさ
だから別れがやってきても
わかってほしい
俺は生まれながらのランブリン・マン(放浪者)だってことさ

せめて父の日くらい、親父はワルになってみればいい。
ぶらりとどこかへ消えてみるのも悪くない。




(このコラムは2014年6月5日に公開されたものです)

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